岡山市の漆作家、安藤昌彦さんの作品です。
金沢美術工芸大学を出られ、現在は岡山を拠点に
活動されています。
国内の漆作品というと、どうしてもお値段が
張ってしまうものですが、やはり美しさや耐久性、安全性が
外国製のものと大きく違い、5回以上重ねて塗られた
器は、毎日使っても10年以上もつそうです。
高価なものはどうしても「とっておきの日に」と大事に
してしまうのですが、毎日使うことは器に適度な湿気を
与えるため逆にいいそうなんです。
乾燥が一番よくないんですね。
お会いした安藤さんは、40代になられたばかりでお若く、
とても腰の低い、物腰の柔らかな方でした。
漆ものとしてはかなりぎりぎりにお安くされて
いらっしゃるのですが、やはりなるべく使えるようにと
思ってのことだとか。。
手に取ると適度な重さで、温かみがあります。
これでお雑煮食べたらおいしいだろうなあー(^^)
写真:
向かって左側から
大椀 (直径13cm×高さ8cm) 20000円
縞文椀 (直径13.2cm×高さ6cm) 16000円