ゆくり - 器と暮らす日々 -
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しばらくお休みをいただいて、すみませんでした。。 ディスプレイも変えて、新装開店(?)です! 今回のディスプレイに、ずーっと欲しかったアイテムが 加わりました。 それが、写真の鉄枠什器です。 こんな感じに足場板を乗せて長く使ったり、 硝子の棚板を乗せて一つずつ単体で使ったり、 倒して平たく使ったり、いろいろ応用の利くものが 欲しくて、ずっと作ってくださる方を探していました。 看板もサビサビなのですが、私も妹も鉄の錆びたものが 大好き。ものにも寄りますが、なんだか美しさを感じるのです。 何でしょうね、これ(^^;) 枠を作ってくださったのは異業種交流会で お知り合いになった、大雄鉄工所の大津さんと いわれる方。 これは別の方からお聞きしたことなのですが、 鉄工所にもいろいろあって、ディスプレイ用の什器を 作るにはかなりの技術が必要とのこと。 ちょっとでも曲がったり、重量の計算を間違えると ディスプレイの棚が乗せられないですし、 細かいところまで仕上げが綺麗でなければならない そうです。 岡山ではそういったものを扱っておられる業者さんは あまりおられず、その中でも大津さんの技量は 群を抜いておられ、 「お客さんが思い描いた通りのもの」 を作られることで定評があるそう。 畳にも似合う、サビ仕上げをとお願いしたのですが、 実は「サビない」ものを作る、というのが本来のお仕事 だそうで、初めから錆びていて、しかも錆が出て周りを 汚したりしないように安定させる、というのはあまり されたことがなかったそうなのです。 でも、本当に思った通りの風合い、形の美しさ。 繋ぎ目も元から無いような仕上がりで、 お仕事に感動しました(^^) お知り合いの方からお聞きしたのですが 出来上がりまでかなり大変だったとか。。 恐縮しつつ、感謝、感謝です。 大津さんは朴訥で控えめなお人柄で、 お話していても、とても安心感を覚える方。 こんな小さな仕事でも親身になって 相談に乗って下さいました。 こういうものも、アートとして出来上がったものでは ないかもしれないけれど、私自身感動してしまったので 一種の芸術でもあるかも。。なんて考えてみたのでした。
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器のお店のオープン準備から、慌しくも楽しい毎日をお伝えします。
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