今日、こちらは、午後遅くから雨になりました。。
今もよく降ってます。。
桜、大丈夫ですかね。。
今夜は、「午前2時の月」という歌を聴いてください。。
みなさんは、午前2時頃の月を見上げた経験とか、おありですかね。。
晴れて満月だったりすれば、空気が澄んで、月がとっても明るく見えます。。
すごく神秘的ですよね。。
そんな月を見ていると、自分の心まで、澄み渡ってくるような気がします。。
今でも、強く印象に残っている女の人に、「智子さん」という名の人がいます。。
彼女に出逢ったのは、僕が24歳の頃です。。
あるスタンド・バーのカウンター越しに、僕と彼女は、初めて言葉を交わしました。。
彼女は、男好きする顔立ちをしていて、スタイルも良かったので、僕はすぐ夢中になりました。。
何度目かに、彼女の勤める店を訪れた時、僕は彼女に言いました。。
「ねえ、今日、一緒に帰らない?」
「いいわよ。。」
彼女の返事は意外でした。。
半信半疑で、店の終わる時間に、指定された場所に車を止めて待っていると、
ママや客と一緒に店を出て来た彼女は、「お疲れ様。。」と言った後、僕の車へ走って来て、素早く助手席に乗り込んだのです。。
僕はしばらく、あっけに取られ、ぽかんとしてしまいました。。
「どうしたの? 行かないの?」
助手席で前を向いたまま、彼女は言いました。。
「え・・・、どこへ・・・?」
「・・・私、帰るわ。。」
彼女は、車を降りようとしました。。
「わっ・・、分かった。。 行こう。。」
僕は慌てて彼女を止め、急いで車を発進させました。。
(明日に続きます。。)