悠久の唄 ～うたの聴けるブログ～

僕も、その、詩人の端くれなものですから、

「靖国問題」について、語っておかなければと、思った次第です。。

とは言っても、僕らにとって、「靖国神社」そのものなんて、どうでもいいわけで、

そもそも、今回初めて、「靖国神社」の詳しい謂れを知りましたよ。。


「僕ら」と云うのは、戦後に生まれた、平和教育を受けて育った、人間達です。。

ですから、僕が自然に思うことが、きっと、戦後世代の本当の意見だと思うのです。。

その点、テレビで報道されたりしてることは、相変わらずズレてます。。


まず、間違いないのは、つまり、僕らが確信してることは、

「太平洋戦争をやった日本は、大いに間違っていた。。」ということです。。

そして、「今の自由主義、民主主義の日本が正しい。。」ということです。。

ですから、「戦中までの日本は、間違いを犯したのであり、否定されなければならない。。」

ということに、なります。。


社会科の時間に僕らが思ったのは、

「でも、戦争に負けて良かった。。　

戦争に負けたおかげで、日本は、自由な民主的な国になることができたんだ。。

（負けなければ、なれなかった？）」

ということです。。


否定される時代は、どこまで遡るのか、ということについてですが、

この点が、少々曖昧で、まさか、戦中以前の全てというわけにはいかず、

一般的には、軍部が台頭し始めた頃から戦中まで（満州事変から）、

あるいは、日清日露戦争をも否定する人もいます。。


「大東亜戦争」は、間違いなく、誤りであったわけで、

大悲劇を招いた責任は、追及されても然るべきかと思います。。

一般的に、当時の国民には、責任はないだろう、というのが僕らの意見です。。

ならば、敗戦に向かって泥沼の戦争をやった、当時の日本政府に責任があり、

極悪人だということになります。。

ですから、Ａ級戦犯は極悪人であり、無能な政治家だった、というのが、

僕らの考えです。。


こういうふうに考えて来ると、「靖国神社」は、極悪人が作り出した

軍国主義の象徴ということになります。。

（だから、Ａ級戦犯も祀られているんだろうなと、僕らは思ってます。。）

戦死した人の魂は、「靖国」には帰って来ません。。

その人の魂は、愛する家族のもとへ帰って来るのが、普通です。。

なんで、戦後すぐに、「靖国神社」は解体されなかったのか、僕らは不思議に思ってます。。


ところで、僕らは、「小泉首相」が好きです。。

「小泉さんが靖国神社へ行っても良いよ。。」って僕らが答えるのは、

中国と韓国がヒステリックに、いちゃもんをつけて来るからに、他なりません。。


僕らは平和を愛し、平和は努力をしなければ続けて行くことが出来ない、と考えています。。

ですから、戦争の悲惨さを忘れず、認識し続けることが重要だと思ってます。。


でも、僕らは、愛する家族の命に危険が迫ったとき、

武器を取って戦おうとするでしょう。。


悩ましいことです。。



♪哀しみが霧の様に♪ ← （クリックすると曲が再生されます。。）

「哀しみが霧の様に」（歌詞のページ）