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カテゴリ:子供の教育
[広大附属中学校] ★2007年度入試の状況 今年度から「抽選廃止」「国語・算数傾斜配点」「調査書の配点増加」「志望理由書」と大幅に入試制度を変えました。 正規合格発表数は外部男子が100名、女子が70名と昨年までより大幅に減少し、厳しいものとなりました。 昨年度は附属小学校からの合格者が激減し27名だったところが、40名と一昨年並に戻ったため、より外部からの受験生には狭き門となりました。 「補欠」も多く通知されましたが、繰り上がったのは半数弱となりました。 改革1年目ということで、他の私学との動向をうかがいながらといった様子で、来年度以降はもう少し現状にあったものとなるように願います。 ■国語(配点100点、時間50分) <出題> 1.論説文 2.物語文 3.漢字の知識(転注文字) <2007年度 出題傾向> 論説文と物語文の大問2題構成から、今年度は、大問3として漢字の知識を問う趣向を変えた問題が登場しました。 確実に記述問題が増えてきており、論説文は全体を流れる筆者の考えを押さえ、物語文では登場人物の心情や表現の特徴なども含めて説明できる記述力が求められています。 大問3の記述問題は、ただの漢字の知識にとどまらず、その背後にある意味や成り立ちまでに及びます。 今年から時間は40分から50分に増えましたが、それでも記述問題に時間を取られ、最後までやり切ることのできない生徒も数多くいたと思われます。 <来年度に向けて> 全体の流れを押さえた記述力が必須です。制限時間内に的を射た記述を完成させるためには、しっかりと内容を把握した上での作文の訓練が必要です。 抽選がなくなり、合格者数が減少した今年度以降の入試では、文法的な知識、頻出の熟語の組み立ての問題、ことわざ・慣用句・四字熟語などの語句の知識、会話の並べ替えの問題など基本的な問題を確実に得点することなしに合格を手にすることは難しいと考えられます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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