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テーマ:中学生ママの日記(17678)
カテゴリ:子供の教育
げにも、悪名高きは、「総合選抜制度」。。 広島の公立高校の学力を、 長きに渡って貶めてまいりました。。 その「総合選抜制」も、今は廃止され、 何ともめでたいことです。。 が、広島の旧市内では、「市内5校」と言って 「総合選抜制」はずっと昔からあり、 正しくは、悪いのは「総合選抜制」ではなく、 「学区制」。。 ちょうど、僕らが高校受験する頃、 この諸悪の根源「学区制」が、始まりました。。 「学区制」が導入された当時の雰囲気は、 「勉強のできない子が、電車で1時間以上もかけて 遠い田舎の学校に通わなくちゃならないなんて 可哀そう。。」 と、いうようなものでした。。 時の流れを感じます。。 僕が受験した年、学区外から市内5校に入れる生徒数は、 募集定員の15%で、翌年が10%、翌々年が5%、 その次の年は0%で完全な学区制となったわけです。。 先生たちは、 「(レペルの低下が)酷いもんだ。。 もうやる気がしない。。」 と、僕らに愚痴をこぼしておりました。。 基町、舟入、国泰寺といった名門が落ちぶれて行く中、 俄然躍進を果たしたのが、郊外の安古市。。 僕らが高校へ上がる頃に、新しくできた「安古市高校」は、 すでに勉強について、そのスパルタ教育ぶりが、 僕らの耳に入って来てました。。 今、制度の廃止によって、旧市内の古豪が復活。。 基町などは難関校になりました。。 基町は、市立で(県立より)設備が良く、 校風が明るく自由ということで、昔から人気がありました。。 僕が基高を志望したのは、当時の国鉄「横川駅」から 歩いて通える場所にあり、最も定期代が安くすむからでしたが、 近年の基高人気は、ご存知の通り、あの豪華絢爛な校舎にあります。。 ところで、公立高校の教師って、昔はほとんど異動しなかった ように思うのですが、今はどうなんでしょうね。。 ですから、昔は、その高校の名物先生というのが、いました。。 基町といえば、英語の「安田」、古典の「松本修明」など。。 「松本」先生は、「マムシのシュウメイ」と異名を馳せておりました。。 お2人とも、授業を受けましたが、そりゃもう、 身の毛がよだつほど怖かったです・・。。 基町の女子の制服。。 何より色気がなくて、僕は残念に思ってましたが、 今も変わってないようですね。。 公立中学は、まだまだ問題を抱えたまま変化が遅いようですが、 広島県の公立高校は、大いに変動しつつあるようで、 受験する子供らは大変でしょうが、親たちにとっては、 好ましい状況になって来ました。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年06月23日 15時29分29秒
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