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日の出 @三重県桑名市 ~蛤でローカリズムを表現するすごい店~ 立夏後半の蛤勉強会
少し前の訪問の投稿です。 毎年開催しています蛤の勉強会。 今年は立夏後半での開催となりました。 桑名の蛤は立夏に入ると殻が薄くなり始め、ねっとりとしてきます。 7月には卵や精巣がぱんぱんとなり、桑名で言うピークを迎えます。 そのために7月の『日の出』は予約でいっぱいとなるのです。 十年くらいまでの関東の料理屋や寿司屋ではこの卵や精巣が“あたる”という認識があり、上巳の節句をもってピークになっていました。 おそらくあたるのは二枚貝由来のノロウイルスの加熱不全あるいは取り扱いの問題だと私は認識しておりました、『新橋水産アカデミー』では7月をヤマトハマグリの旬として大々的に宣伝してまいりました。多くの店がこの時期にも提供されるようになりました。 これも当アカデミーの啓蒙活動の成果かもしれません。 『日の出』は全国から食通が年に一度訪れる蛤の名店です。 まずは「忍じゃエール」と前菜の盛り合わせから・・ 蛤鍋は三回にわたって蛤が提供され、味わいの変化を楽しみます。 だいたい一人当たり1kgの蛤を食べます。 蛤鍋(一回目) 今年も昨年同様も昆布のニュアンスは少なめですね。 蛤鍋(二回目) テンポよく続きます。 汁にエキスが出てきたところでところてん。 蛤鍋(三回目) 例年と進め方が違いますね~ 焼き蛤 今年は立夏にして大きいですね。かなりクリーミーです。 だいたい6年生の蛤ですね。 別注の蛤バター焼き 隠れた逸品です。 続いて、みんなからリクエストがくる別注のグラタン。 これが隠れた裏メニューでうまい。 ちなみに別注メニューは予約時の予約が必要です。 うまい。 蛤の天ぷら むき身にして海苔を巻いてあってうまい。 お野菜。 三つ葉がおいしいですね。 生姜醤油をチョイスします。 お食事 本日は雑炊です。 プリン うまいけど、やはり、かき氷食べたかった・・ 日の出 三重県桑名市川口町19 電話 0594-22-0657 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.08.24 11:23:33
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