カテゴリ:大久保一彦の惣菜売場づくりの鉄則
惣菜売場の鉄則 新規客獲得とリピーター対策
お客様がはじめて店に来て、なんらかの商品を購入するにおいて、大切なことは「店を知る」ことです。 どのように知っていただき、魅力に感じて利用していただき、また来たいと思えるかが重要です。 知るきっかけですが、昔は(店や売場を)見て、(店や売場のことを)聞いて、(店や売場に)連れられてと言われてましたが、今やSNSの重要性が高まり、(SNSを)見て、(SNSで)調べてというきっかけも増え、重要性が増しています。 以前はGMSなどの商圏が広めなスーパーは広めの商圏を設定してチラシを織り込んだりしていましたが、店舗数が増えたこともあり、レジャー性がある開業から経時、レジャー性は劣化して、見込み客は枯渇します。 来店するお客様は平日は平日、土日は土日できまった顧客が来ることが多くなっています。 特に食品スーパーは近い、安いが重要になっているように思います。 路面店の惣菜店の新規客は店前を通過する際に店を見て知ることが多いです。 そのため、TGからの目的地に向かう流れがある場所が良いです。 私が四半世紀前に担当して開店させた「新宿さぼてん 志木店」は改札を出たコンコース上にあり、改札というTGとバス亭や住宅地に向かう流れのある場所でしたので、6坪の店でしたが日販ぜ税抜60万円を売上たことが今で記憶に残っています。 志木店とて、四半世紀経過する間に店については周知されたので「新宿さぼてん」のとんかつが好きな人、目の前を通りかかり「とんかつにしよう」というお客様の一定頻度での利用にとどまっていると思います。 今度、訪問して検証してこようと思います。 四半世紀同じ店をやるかどうかは別として、店の立地にあわせて新規客獲得の手立てを打つ、すなわち、見込み客に知っていただくアクションと、リピーター対策を行う必要があります。 惣菜店は売れるアイテムは決まっています。魅力的な基本アイテムづくりがまず重要です。 そして、野菜や魚を扱っていれば、二十四節気などに応じて旬の材料があります。 手間はかかりますが、旬のアイテムを使った売場づくりを行い、無目的で売場を歩いているお客様にスイッチを入れることが重要です。 大久保一彦の本 【中古】 アンケートの作り方・活かし方 売上が倍増する! PHPビジネス新書/大久保一彦【著】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.08.25 17:44:41
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