アンゴスチュラ・ビターズ と 『時効警察』
あまり、馴染みのないお酒かもしれない「アンゴスチュラ・ビターズ」。苦味の強い薬酒で、カクテル等の風味付けに使用される。私は洋酒党で、モルトのいい酒などには目がないが、そうそう高い酒ばかりも飲んでいられない(笑)。そんなときに、このアンゴスチュラ・ビターズを、1,2滴、ウイスキーに垂らすとあら不思議!安いウイスキーでも格段に風味が増してかなりいける飲み物に変わる。しかも、もともと薬として開発されたこのリキュールは胃腸の具合が悪い時、悪酔いしたときにも効果を発揮。胃腸が弱ってるときには、ホットミルクに、1,2滴。悪酔いして気分が悪いときには直に口の中に数滴・・・。ほんとに効きます。アンゴスチュラ・ビターズを置かないBerは一流にあらず。気分を悪くしたお客様には無料で提供するのがBerの粋。もちろん、KOTORA's Berにはご用意してありますので、安心してお酒をお楽しみください(笑)。ところで、あまりテレビは見ない私が、最近ハマッているドラマ『時効警察』。主役のオダギリ・ジョー君が、ぱっとしない刑事の役で、すでに時効になった事件を趣味で調べるという、企画からしてマニアックなドラマなのだが、毎回の一話完結のストーリーより、1時間の話の中にまったく関係なく出てくる小ネタの数々がもうたまらない!!オダギリ君の同僚で、自称「総武警察署」(劇中の管轄名)のエースが、豊原こうすけ演じる「十文字隼人」で、こいつがすごい勘違い野郎で、トレンチコート翻し、携帯の着メロが『西部警察』(=総武警察?)だったり、課長のおやじギャグが「くしゃみはハクション!マイケルはジャクソン!二人で行くのはつれション!」とかなり微妙~だったり、佐藤蛾次郎演じる刑事のデスクの後ろに『雰囲気!』と、書かれた書画が張ってあったり・・・。深夜の時間帯で、お酒も程よく入り、ナチュラルハイになりかけのところに持ってきて、この微妙~な落としどころに、何度飲んでいたウイスキーを吹き出したことか(笑)。たぶん、ツボにはまらない人には『どこが面白いの?』と、ソッポを向かれるような内容だけれど、私は毎週ストーリー以上に隠された小ネタを必死で探し、大笑いしている。興味のある方は、金曜夜11:15~テレ朝系にて、放送中。HPもありで、劇中の登場人物のブログもUPされていて面白い。久々に激しくツボ。