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カテゴリ:孫のこと
孫の初正月のお祝いにと 破魔弓をいただきました。 桐のケースに入った とても立派なもので 雄々しく 強く 健やかに育てとの願いをこめて 早速 床の間に飾りました。 弓は武勇を表し さらに邪悪をはらい 目に見えない精霊を退散させる力があります。 そして 人間には知ることのできない方向と 距離を判定する占いの用具としての意味があります。 平安のころから 神社などでは 魔除けの意味で破魔弓神事や 年占い神事が行われていました。 『はま』は弓矢で射る的 もしくは的射の協議を意味する語で のちに『破魔』の字をあて、魔を射る矢と解されるようになりました。 現在のように装飾品として飾られるようになったのは 鎌倉時代からだとか。 そのころから 特に城下町を中心に武家や町人の間に 男児の初正月の祝いに破魔弓を贈る習慣が生まれました。 江戸時代に入ると 破魔弓は 飾り物・贈り物として盛んとなり 正月の飾りの代名詞となったそうです。 飾るのは 年の瀬の12月13日 事始めの日より 良い日を選び小正月の1月15日まで 破魔矢と同じで1年中飾ってもよいそうです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年12月02日 20時24分23秒
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