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カテゴリ:旅行
京都の続き 今宮神社を出て 大徳寺へ まずは私の大好きな「高桐院」 ここを訪れるときは なぜかいつも寒い季節 12月だったり2月だったり・・・ そんなわけで今回は ブーツを脱いだ時に履くモコモコ靴下持参 ・・・でもやっぱり冷たかった 高桐院は 大本山大徳寺の塔頭(たっちゅう)のひとつ ひらたくいえば 大徳寺で修業した僧侶が いわゆるのれん分けのような形で 新しく寺院を開くこと・・・らしい 戦国時代に智将として名を馳せ 茶人としては利休七哲の1人として知られる細川忠興(三斎)が 父細川藤孝(幽斎)のために慶長7年(1602年)建立した寺 正保2年(1645年)に83歳で没した忠興は 遺言によりその遺歯が高桐院に埋葬され 以後細川家の菩提寺として庇護される。 書院 は意北軒(いほくけん)と呼ばれ 千利休の邸宅を移築したといわれる 書院の西北にある松向軒と呼ばれる茶室 利休の茶を忠実に継承したといわれる三斎好みの茶室ですが 大部分が新しいものに代わっているそうです 通称「楓の庭」と呼ばれる庭園は 一面の苔地の中に一基の灯籠が据えられていて趣のあるお庭 でも すでに落葉していてがっかりでしたが 落葉していても なお風情あるお庭でした 鳳来という茶室は 裏千家・円能斎好みの茶室で 前庭に置かれている蹲踞(つくばい)は 朝鮮出兵の際に加藤清正が持ち帰り 忠興に贈られたものだそうです 本堂庭園には忠興とガラシャ夫人の墓塔となっている春日灯籠があります。 この燈籠は忠興が生前こよなく愛し 自ら墓標に指定したといわれています。 高桐院をでたところで珍しい光景に遭遇 さすがに すぐ近くで写すのは失礼と思い 望遠で写しましたが・・・迫力ありますよね(笑) つぎは秋の特別公開中の興臨院に向かいます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年12月28日 07時58分13秒
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