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カテゴリ:旅行
最近 身近な人で検診で癌が発見された人がふたりも・・・ 京都の出張の時には 病気平癒の祈願に行ってこようと決めていました 病気平癒と言えば薬師如来様ですよね 京都で癌封じで検索して 「平等寺(因幡薬師)」「永福治(蛸薬師)」「狸谷山不動院」「本圀寺九名大尊神」の4つがヒット 「本圀寺九名大尊神」以外は近くだから1日でまわれるかな・・・ 最初に行ったのは「平等寺(因幡薬師)」 地下鉄四条烏丸から歩いて数分 まだ癌が不治の病と思われていた時代 最後に因幡薬師にすがられた人が多かったため 現在まで「がん封じ」の薬師如来として伝わっているようで 現在も毎月8日に薬師護摩を焚いて癌封じの御祈願をしているそうです お守りをいただいて 再び地下鉄で国際会館まで移動 そこからバスで一乗寺下り松町へ 歩いて狸谷山不動院まで行きます どんな場所か知らずに来たけど ひたすら続く坂道 ヒールのないブーツを履いていて助かったけど 息が上がってくる おまけに登ってくるごとに増えていく雪 やっと広~い駐車場のある交通安全自動車祈祷殿に到着したころには 体はかなりポカポカと暖かくなっている 本殿までは まだまだ登らなくてはいけないけど こんな立て札も・・・大丈夫かな? 祈願に来て 転んで怪我したんじゃ元も子もない 枝に積もった雪がバサっと落ちてくる中をひたすら歩く 狸谷のお不動さんとして知られていて 宮本武蔵が心の剣を磨いたといわれる「武蔵之滝」があり 修行場として信仰されたそうです 人影と思いきや 弘法大師 空海がお出迎えしてくれました。 腰のあたりにくくりつけられている小さなわらじは「健脚わらじ」と呼ばれ 参拝者が健脚祈願の為にくくりつけられているそうです。 ここの石段は250段 さんざん坂道を登ってきたあとだから かなり疲れる ましてや雪道に慣れていないので 肩も凝ってきたみたい 途中 なぜか阪神タイガースの記念碑もあり(しんどくて写真どころではなかった) 1985年にシリーズ優勝した際の監督である吉田監督が 毎年選手達と祈願しに来ていたようで 2003年リーグ優勝した際の記念碑だそうです 「狸谷山不動院」という名前の通り『他を抜く』という所から 俳優さんやスポーツ、芸能関係の方もよくお参りに来られるそうです。 お手水も凍って冷たいこと!!本当にお清めですね やっと本殿に到着 本殿は懸崖(けんがい)造りであの清水の舞台と同じ作り 元々は洞窟に作られた不動明王だけだったそうですが 山伏が修行をする為に本殿も作られたそうです 1/28の初不動では「ガン封じの笹酒の接待」も行われますが 今回は癌封じの患部をなでる特別なお札 「なで御幣」をいただいて帰りました こんなに苦労して登ってきたんだからきっと御利益はあるはず・・・ 今度は雪のない時にゆっくり来たいな このあと 「詩仙堂」など観光した後 バスで四条烏丸まで戻り 新京極通りと蛸薬師通りの交差点の東側にある蛸薬師堂へ 本堂には蛸薬師と呼ばれる薬師如来の石像を安置しています 昔この寺が二条室町にあった頃 付近に池があったことから 水上薬師(みなかみやくし)澤薬師(たくやくし)と呼ばれ これがなまって蛸薬師になったそうです こちらにも面白いエピソードがあります 癌封じのお守りをいただき帰ろうとすると 「京都十二薬師霊場」のパンフレットが置いてあって 一度中断されていた薬師めぐりがまた復興したとのこと 一日でまわれる十二か所のお薬師様の場所が書いてありました もっと早く知っていれば十二か所まわってみたかったな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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