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2014年07月30日
カテゴリ：旅行
沖縄地方を中心に甚大な被害を出した台風８号 南木曽の土石流も記憶に新しいところですが その日 友人と土岐のアウトレットに行っていました 午後になって晴れ間も見えてきたので 多治見にある「虎渓山永保寺」に足を延ばしてみました  少し離れた駐車場から歩いて行くんですが すごい急な下り坂 帰りは大変だろうな 中国廬山の渓谷に似ていたことから 虎渓山の山号がつけられたというだけあって 景観は抜群   鎌倉時代に開創された禅寺で正式名称は臨済宗南禅寺派 虎渓山永保寺   本堂と庫裏は火災によって 一度全焼しましたが 再建を願う市民の募金によって以前と同じ姿に再建されました。  この大銀杏も火災の時に半分が焼けてしまいましたが そんなことを感じさせないくらい 元気で青々とした葉をつけています 永保寺の開山である仏徳禅師のお手植えの木だと伝えられているので 樹齢670年になるそうです    鎌倉末期に建てられた「観音堂」は国宝に指定されています 1314年に建てられた入母屋造 桧皮葺の仏殿   池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されているそうで 京都や奈良にもひけを取らない 近くの穴場の名勝地 ぜひ 見てみたかったお庭です  梵音岩上に建つ「六角堂」には千体地蔵がまつられています   観音堂の前にある臥竜池に架かる「無際橋」は 煩悩にまみれた世界と 煩悩から解放された世界を結ぶ橋だとか 日本の橋１００選にも選ばれています  裏手？（奥？）には川が流れていて 木陰で聞くせせらぎの音は 涼を呼び 身も心も癒される想いでした  近くには「多治見修道院」もあり一般公開されています  中世ヨーロッパを思わせる外観で 撮影は禁止でしたが ステンドガラスや壁画が美しい大聖堂  敷地内に広がるブドウ畑も見事 設立当時からミサで使うために葡萄栽培をしていて 地下室で醸造された後に「修道院ワイン」となり 売店で購入できます 毎年１１月３日は「多治見ワインフェスタ」も開催しているそうです この後恵那まで足をのばし お土産を買って 楽しい1日も終わりです＾＾
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