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カテゴリ:旅行
お盆の大型連休の前半 念願だった「大塚国際美術館」に行ってきました 渦潮で有名な徳島にあるため 車を運転して行くには ちょっと疲れるし 電車で行くのも乗り換えが大変で・・・ などと思っていると なかなか行く機会がなくて 今回 バスツアーで見つけたので参加することにしました 1泊のバスツアーは自由な時間も少なくて宿も選べないし 今まで参加したことがなかったんだけど 今回は 1日目は「大塚国際美術館」のみ 泊まりは「鷲羽温泉」で瀬戸内海を眺める露天風呂 2日目も倉敷の2時間の自由散策だったので 迷わずに参加を決めました 「大塚国際美術館」は ポカリスエットの大塚グループの創立75周年を記念して 徳島県鳴門市に設立した 日本最大級の常設展示スペースを有する「陶板名画美術館」です 古代壁画から世界25カ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで 西洋名画1000余点を オリジナル作品と同じ大きさに複製しています つまり 先ほどからアップしている写真は すべてコピー品 複製です 本物と違い写真もOK 何より 同じ大きさでそっくりそのままの出来栄えなので 日本にいながらにして 世界の美術館に行ったようです 大塚国際美術館について詳しいことはこちらから 楽しみにしていたのは目玉商品の「システィーナ礼拝堂」 天井や壁画を原寸大でそっくりそのまま再現しています 作者のミケランジェロは自身を彫刻家として自負していて 絵画作品を軽視していたため この仕事を依頼された時には なかば意地になって 天井に空を背景とした十二使徒を描くという注文にも関わらず 旧約聖書の『創世記』に描かれた「天地創造」の壮大な場面を描いています 当時は絵の具の質も悪く 上を向きながら描いていたため 絵の具が眼の中に入り 4年かかって描き上げた時には ほとんど失明に近い状態だったそうです 天井にかかったものと同じ絵が展示してありますが そのまま見ると変な構図も 天井にかけると普通に見える・・・ 計算しながら描いているのがすごいです 他にも スクロヴェーニ礼拝堂の壁画なども再現されています ガイドの方が付いてくれて1時間案内してくれたので いろいろなエピソードも聞けて面白かったです ダ・ヴィンチの最後の晩餐は修復前と 修復後 両方比べることができて 修復後の鮮明さがよくわかります フランスのオランジュリー美術館の第2室に展示されているモネの大睡蓮 ここでは 明るい日差しの下で展示したかっただろうという モネの意向をくんで 屋外での展示になっています オランジュリー美術館では真ん中にテーブルがあるようですが ここでは椅子に座って鑑賞できます しかも椅子は陶板でできていて この陶板に写真を焼き付けて色を重ねていくので 2000年以上にわたって そのままの色と姿でいるといわれています だからこんなに明るい場所でも展示できるんですね 個人で出かけても 定時ガイドもあり 週末にはテーマに沿ったギャラリートークもあったりで 美術館を楽しむにはもってこいの場所です ガイドの案内があったので 自由見学が1時間になってしまい とても回り切れなかったのが残念です
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