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カテゴリ:旅行
龍安寺を出て次の仁和寺までバスを使ってもいいんだけど 衣笠山の麓に沿って金閣寺から龍安寺・仁和寺 その先の嵯峨野・嵐山へと続くこの路は「きぬかけの路」という 三つの世界遺産を巡る京都市北西部の観光道路 龍安寺から仁和寺までは10分くらいなので せっかくだから歩いてみることに・・・ この界隈は「歴史的風土特別保全地区」に指定されていて 歴史的意義が高く景観上も重要な地域 建築物の新築や土地の造成でも府県知事(市長)の許可が必要になります 井上靖の「石の面」の中にも登場した場所 生垣・石垣が続くこの路はいかにも京都という風情がありますね きぬかけの路の碑の前を通り過ぎ 仁和寺の手前でちょっと寄り道 観光客でにぎわう仁和寺の東側にひっそりと佇む山門の「五智山蓮華寺」 天喜5年(1057)後冷泉天皇の勅願により藤原康基によって建立 元は広沢池畔にあって 徳治年中には後宇多天皇自ら住職となり 中興しましたが その後 応仁の兵火により一時荒廃 寛永18年(1641)に鳴滝音戸山に移され 昭和3年(1928)には現在の場所に移転 近畿三十六不動尊第十五番霊場 詳しくはこちら 本堂には本尊阿弥陀坐像を安置し 不動堂には寛朝大僧正が円融天皇中宮藤原詮子のために 安産を祈ったといわれる不動明王像がありますが この日は本堂の改修工事のため見学できませんでした 境内には薬師如来、宝生如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来の 五体の五智如来座像があり こちらは自由に拝観できるのがいいですね 五智如来の他にも観音・地蔵・不動など12体が鎮座していて見ごたえ十分 7月の土用の丑の日には 弘法大師が伝えた秘法 キュウリに疫病を封じ込め 病気平癒を祈願する 「きゅうり封じ」の法 要が行われるそうです 蓮華寺といえば・・・左京区にも同じ名前の「蓮華寺」があって そちらのほうが有名かな? でも 衣笠山をバックに五智如来像が並ぶ姿が印象的でした 衣笠山と言えば ここに来る前にランチしたお店に「衣笠丼」というのがあったんだけど 聞いたことがあるけど なんだったっけ・・・・ 思い出せなくて他のを注文したけど 帰ってきてから思い出して食べておけばよかった!!
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