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テーマ:暮らしを楽しむ(388168)
カテゴリ:旅行
満開の便りが届いても雨ばかりで出かけることもできず やっと晴天に恵まれた4月のある日 お花見に行ってきました 今回のお目当ては「浜松城公園」 途中の桜は満開を過ぎ散り始めています 川沿いに植えられた桜って風流で大好き 浜松城の駐車場から公園に向かう道沿いの桜も 風に乗ってひらひら舞っています 芝生広場を横目で見ながら天守閣に向かう途中の日本庭園 山吹の花も満開 公園の北側に位置する風情ある日本庭園には せせらぎの池や小さな滝もあって散策に最適 池一面に広がる「花いかだ」も風流 園内には「しだれ桜」もあり 満開を過ぎ 花の数は少なくなっていましたが それでも こんなに優雅な姿 もう少し早く見にきたかった 平日の昼間なのでお花見をしている人は少なかったみたい 曇りがちの天気で 青空にピンクの桜・・・じゃなくてちょっと残念だけど 天守閣と桜ってベストマッチですね 家康は1570年から1586年までの17年間をこの浜松城で過ごしました。 29~45歳のこの時期 家康は戦に明け暮れ とりわけ最大の敗戦といわれている1572年の三方ケ原合戦では 語り継がれる伝説に家康の非凡さを実感します 武田信玄の軍勢3万 それに対する家康勢は1万 これでは勝てないと命からがら浜松城に逃げ帰った家康は 大胆にも門を開け放しました その門を見て 罠でもあるのかもしれないと思った武田軍は引き返したそうです 家康は負け戦で憔悴した自分の姿を絵に残し 生涯の戒めにしたといいます 徳川家康が駿府城に移ったあとの浜松城は 代々の徳川家とゆかりの濃い譜代大名が守りました 歴代城主の中には幕府の要職に登用された者も多いことから 浜松城はのちに「出世城」と呼ばれるようになりました 明治維新後 城郭は壊され荒廃していましたが 昭和33年 野面積みの旧天守台の上に新天守閣を再建 天守閣は三層三階 地下一階の鉄筋コンクリート造り 最上階の展望台からは 晴れた日には東に富士山 西に浜名湖 南に遠州灘 北に三方ケ原を見ることができます 城を囲む土台の石垣は浜名湖や佐鳴湖の水路を使い 山々から運ばれた自然石でできています 石の形を生かして上下に積み上げられたこの「野面積み(のづらづみ)」という技術は 江戸時代初期までよく用いられていました 見た目にはすき間がたくさんありますが 内側には小石や砂利が丁寧に詰められているため 水はけがよくて頑丈なのだそうです お花見のあとは団子・・・楽しみにしていたランチ 浜松駅近くのホテルでのスペシャル企画の懐石「春遊膳」 曜日限定の半額とあって これは食べておかなくちゃ 小鉢は季節の3種盛りは豆腐・白和え・ワカサギ お造りは炙り鰹・間八・サーモン・わかめ 煮物は 馬鈴薯餡かけ・大根・青味・麩 メインの焼き物は 牛フィレステーキ・アスパラガス・米茄子・椎茸 揚げものは 海老・蟹脚・独活(うど)・青唐の天婦羅 食事は ちらし寿司(海老・鮪・鯛・烏賊・筍・酢蓮根・イクラ・胡瓜・百合根) 吸い物 甘味は アイスクリーム・わらび餅(黒糖・きな粉)・苺・オレンジ 見て満足 食べてもっと満足 幸せ気分な一日でした おまけの写真は佐鳴湖の桜トンネル 桜は散ってしまったけれど季節は次に・・・
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