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2015年05月20日
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カテゴリ:旅行

一度は行きたいと思っていた葵祭

今年は思い切って有料観覧席を買ってゆっくり見るつもりで京都へ・・・

心配した天気も 何とか持ちそうで無事に開催も決定し

いさんで京都に着いたものの

観覧席のある下鴨神社まで行くバス停は長蛇の列

何とかバスには乗れたけど道路も渋滞でのろのろ運転

それでも行列を追い越して下鴨神社に先に到着・・・やれやれ

葵祭は平安時代から行われていて

「源氏物語」をはじめ 多くの古典の中にも出てきます

6世紀の中頃、欽明天皇の頃に凶作が続いたので 賀茂神の祟りを鎮めるため 4月吉日に鈴をつけた馬を走らせて

五穀豊穣を祈っ たのが始まりと伝えられています。

写真は撮ったものの

2列目だったので前の人の頭ばかりに焦点があってしまい

ピンボケの写真が結構あって ちょっと悲惨

写真に集中してしまうと行列が見えないので

ピンボケ写真は見苦しいですがご容赦を!!

本列から順に「乗尻(のりじり)」

行列を先導する騎馬隊で上賀茂神社の競馬会の騎手

競争相手の為左方と右方で衣装が違う

葵祭

葵祭

「素襖(すおう)」行列の先払い

藍色の竜の模様の衣・袴が素襖と呼ばれる

葵祭

「検非違使志(けびいしのさかん)」警察 裁判を司る人

志は長官より四番目の役・六位で

縹(はなだ・薄い藍色)の闕腋袍(けってきのほう。両腋を縫合せずに開けて仕立てた着物)で

纓(えい。冠の後ろに垂れているうすもの)の巻いた冠に?

緌(お いかけ。冠の両耳の所に付ける毛で作った飾り物)を付けています。

葵祭

「検非違使尉(けびいしのじょう)」太夫尉(だいぶのじょう)で5位の判官(はんがん)。

巻いた纓(えい)の冠ですが おいかけは付いていません。

縫腋の袍(ほうてきのほう。袖の下より両腋を縫い塞ぎ、裾に絹を付けてある着物)をつけて います

裾(きょ。束帯の後に長く垂れたもの)は青朽葉色をしており 弓つるを懐中し

馬具にも朱緩の辻総(房の間隔のあるもの)をつけています

葵祭

次は「山城使(やましろつかい)」の一団が見えてきました

葵祭

赤い衣装の人が「山城使」

御所を出ると国司の管轄である洛外になるので

警護のために行列に加わったのではないかと考えられているそうです

周りには馬副(うまぞい) 手振(てふり) 雑色(ぞうしき) 白丁(はくちょう)らを従えています

葵祭

葵祭

葵祭

これが「御幣櫃(ごへいびつ)」

御幣櫃というのは宮中から賀茂別雷神社(上賀茂神社)・

賀茂御祖神社(下鴨神社)へ納める御幣物の入った唐櫃で白丁が担いでいます。

葵祭

「内蔵寮史生(くらりょうのししょう)」御幣物を司る役所である内蔵寮の役人です。

その後ろからは二頭の馬が人を乗せずに牽かれてきました

これは両神社の神前で走りを神々に見せる「走馬の儀」で用いられる走馬(そうめ)で

頭と尾に葵・桂・紙垂れをつけています

葵祭

鬣も綺麗に揃えてあって凛々しい姿の馬でした

葵祭

走馬を司る「馬寮使(めりょうつかい)」

葵祭

牛車がやってきました

葵祭

俗に言う「御所車」

平安朝以来の乗用車的存在で 行列を一層引き立てています

現在の牛車は 霊元天皇(1654〜1732年。後水尾天皇の第十六皇子)から下賜されたものだとか!

藤の房や杜若 紅梅や白梅などの花で飾りつけ

車輪 の車を立てながらゆっくりと雅やか進みます

赤綱で飾った大牛の引き綱を淡紅の狩衣姿に鞭を持った牛童が取っています

葵祭

その後ろからは替牛が続きます

葵祭

緋色の衣装の「舞人(まいびと)」東遊(あづまあそび)を舞う武官です

葵祭

葵祭の主役は勅使(ちょくし)で行列の中では最高位

天皇の御使という事で 社頭の儀では旧華族の宮内庁の掌典(宮中祭祀を担当する部門)が役を務めます

葵祭は本来 勅使が賀茂社で天皇の祝詞を読み上げ

お供えを届けるのが目的なので 祭の本当の主役は勅使といえます

そんな重要な役ですが葵祭行列には参加せず 近衛使がその役割を務めています

葵祭

この馬は「牽馬(ひきうま)」勅使(近衛使)が帰路に乗り換える馬です

葵祭

「風流傘(ふりゅうがさ)」

大きな傘に紺布を張り 錦の帽額総(もこうふさ)などをかけわたした上に 造花が乗っています


毎年取り替えられ 袴に同じ造花をつけた取物舎人(とりものとねり)4人が2人ずつ交代で持ちます

葵祭

「陪従(べいじゅう)」雅楽を奏でる武官です

楽人装束でこの祭に特有な様式があり 動物の模様が入っています

葵祭

「内蔵使(くらつかい)」は内蔵寮の次官 御祭文を捧持する役

葵祭

もう一つの風流傘

これが本列の最後で ここより後ろは斎王代列となります

葵祭

葵祭

花傘をかけられているのが「命婦(みょうぶ)」内侍司の中級女官

傘をかけられていないのは「女嬬(にょじゅ)」食事を司る女官です

葵祭

「斎王代(さいおうだい)」は腰輿(およよ)と呼ばれる腰に乗り 桧扇を持っています

葵祭

五衣裳唐衣に小忌衣 髪はおすべらかしで「心葉」(金属製の飾り)を付け

額の両側には「日陰糸」の飾を下げます

手には桧扇を持ち 懐に入れた帖紙がアクセント♪

十二単衣の重さは30kg!着付けは2人がかりで3時間近くかかります

乗っている腰輿は四方が開放され御簾が取り付けてあるので 四方輿ともいいます

葵祭

その後ろに「騎女(むなのりおんな)」という斎王付きの巫子が続きます

騎馬で参向するためにこの名がついているそうです

葵祭

葵祭

「蔵人所陪従(くろうどどころべいじゅう)」斎院の物品を司る蔵人所で雅楽を奏でる文官

葵祭

斎王の牛車「女房車」 葵と桂のほか桜と橘の飾りをつけます

これで斎王代列も終わりです





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Last updated  2015年05月20日 08時51分33秒
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