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2015年05月28日
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カテゴリ:旅行

上賀茂神社に葵祭の一行が向かっている間に再び下鴨神社にUターン

今回 下鴨神社の有料観覧席を取ったので

どうせならそのあと 両神社を見学しようと思ったのが間違い

当然すごい人だし

ごった返している中 特別拝観なんてできるわけがない!!

別の日にするべきだった

でも一緒に行った友人は もうそのつもりだったし

楽しみにしていたようなので

行列に重ならないように順序を逆にして見学

今頃 上賀茂神社はすごい人だろう

下鴨神社

というわけで 人影もまばらになった「糺の森」

昔は鴨川と高野川に挟まれた三角州一体が糺の森と言われる原生林に覆われていて

その広さは約495万平方メートル(約150万坪)くらいだったとか

今は約12万4千平方メートル(東京ドームの3個分)ですが

旧山代原野の原生樹林を残す唯一の森林で

ケヤキ・ムク・エノキなど約40種 樹齢200年から600年の樹木約600本が生い茂っていて

奈良の小川・瀬見の小川・泉川・御手洗川の清流があります

下鴨神社

下鴨神社

下鴨神社

長く続く参道を歩いているととても神聖な気持ちになり

体全体が清められていくような気がします

ここが京都市内だとは思えないくらい 本当に森そのもの

歩くだけで運が向上するといわれるゆえんも納得です

下鴨神社

行列が去った下鴨神社は

さっきまでの ごった返していた騒がしさとは打って変わって

静寂さを取り戻しています

下鴨神社

桜門のあたりも人影はまばら

下鴨神社

門をくぐって正面にあるのが重要文化財指定の舞殿

葵祭の時 天皇の勅使が御祭文を奏上され東游が奉納される場所です

現存の「舞殿」は寛永5年(1628年)に建て替えされたもので

御所が災害にあわれたとき 臨時の内侍所と定められています

下鴨神社

中門をくぐると

下鴨神社

言社(ことしゃ)

「干支の守り神」とも言われ 大国主命が祀られています

大国主命には七つの名前があり 名前ごとに七つのお社が建立されています

それぞれが十二干支の守り神や商売繁盛の神様として信仰を集め

重要指定文化財に指定されています

下鴨神社

本殿は東本殿と西本殿に分かれています

東本殿は上賀茂神社の神様を御産みになった母神様で 安産・子育てに御利益があり

西本殿は神武天皇をお助けした神様で 厄除け・開運に御利益があります

現在の建物は文久3年(1863)に造替されたもの

今日は葵祭なので御神紋の”双葉葵”が飾られています

双葉葵はアオイ科に属するウマノスズクサ科の多年生草本植物で

御神紋はその葉と花を紋様化したものです

昔は「あふひ」と書かれ 

「あう」は「会う」 「ひ」は神様のお力を示す言葉で 

神様の大きな力に出会う植物が「あうひ=葵」と伝えられています

葵祭に飾る双葉葵を静岡の小学生が育てて贈っているご縁もあって

家康顕彰400年の今年の静岡まつりの時には

葵祭の斎王代が初めて京都の地を出て静岡に来ました

残念ながら知ったのは祭りが終わった後だったので

見ることはできませんでしたが・・・

下鴨神社

ちょっと横から本殿をのぞいてみました

下鴨神社

本殿の横にあるのが三井神社

下鴨神社

下鴨神社

ご本宮の賀茂建角身命とその妻 伊可古夜日売命 その子玉依媛命の三神がまつられています

下鴨神社

御手洗祭りや葵祭の斎王代の禊ぎに使われる御手洗川にかかる輪橋

橋の横にある梅の木は光琳の梅と呼ばれ

江戸時代の代表的画家 尾形光琳が「紅白梅図屏風」(国宝)に描いた梅です

御手洗川では 5月の葵祭に先立つ斎王代の御禊(ぎょけい)の儀が行われたり

立秋の前夜には矢取りの神事が行われます

この御手洗川からこんこんと涌きだす水の泡を表現した食べ物が みたらしだんごです

みたらしだんごの「みたらし」は「御手洗」からきていたんですね

土用が近付くと涌きだす御手洗川は 京の七不思議のひとつに数えられていて

土用の丑の日にも行事が催されるそうです

下鴨神社

重要文化財指定の「橋殿」は美蔭祭のとき 御神宝を奉安する御殿

9月のお月見の時には名月管絃祭 

お正月の神事では神事芸能が奉納されるます

古くは御戸代会神事(みとしろえしんじ)、奏楽、里神楽、倭舞(やまとまい)が行われていました

細殿

下鴨神社

供御所

下鴨神社

神服殿

下鴨神社

今回 葵祭の一行が下鴨神社にいる間は参拝もできないので

先に上賀茂神社の参拝をしましたが

下鴨神社・上賀茂神社の順に参拝するのが一般的

賀茂祭における勅使の奉幣(ほうへい)順序や

上皇・摂関家の参拝順序にならっているようですが

勅使が外宮(げくう)に参拝してから内宮(ないくう)に行くという

「外宮先祭」を行う伊勢神宮の慣習にならったものだという説もあるようです

下鴨神社の祭神 賀茂建角身命と玉依日売命は

上賀茂神社の祭神 賀茂別雷神の御祖に当たるというのも

ひょっとしたら関係するかもしれませんね

京都観光はまだまだ続きます














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Last updated  2015年05月28日 20時42分23秒
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