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2015年06月14日
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カテゴリ:旅行


再び京都旅行の続きです

葵祭の翌日

京都旅行2日目のスタートは「京都観光二日乗車券」を使って鷹峯へ

京都 鷹峯 常照寺

京都駅から 直接バスは出ていないので

地下鉄の北大路駅でバスに乗り換えて「源光庵前」へ

京都

まず向かったのは「常照寺」

参道の鮮やかな青もみじの中の朱塗りの山門が印象的

京都

常照寺は、元和2(1616)年に

江戸時代初期の工芸家・本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が土地を寄進し

その子・光嵯(こうさ)の発願によって

日蓮宗中興の祖とされた寂照院日乾上人を招じて開創されました

常照寺は吉野太夫(2代目)ゆかりの寺院としても知られていて

この朱色の山門も日乾上人に帰依した彼女が寄進したものです

京都 鷹峯 常照寺

2代目吉野太夫は 京都の遊里の一つ島原で江戸時代初期に遊女をしていた実在の人物で

太夫は遊女の最高位で容姿が美しいだけではなく

高い教養と書画・和歌・俳句・花道・聞香・太鼓・三味線など

諸芸にも優れた人物でないとなれませんでした

特に2代目吉野太夫は これら諸芸に優れ

その美しさは遠く明にまで知れ渡ったほどだったといわれています

京都 鷹峯 常照寺


その才色兼備の名妓吉野に思いを寄せ続けた男が二人

その二人とは

京の町を代表する文化人 関白の近衛信尋と

本阿弥の親戚にあたる灰屋紹益

結局 千三百両で灰屋紹益が26歳の吉野太夫を身請けしました

紹益は 親の許しが得られず駆け落ちした話は有名で

紹益の父が 雨で傘を借りに入った家で世話をしてくれた女の

茶立てやその他の振る舞いが礼にかなっている のに感服

その女が吉野であることが分って 勘当をゆるしたということです

京都 鷹峯 常照寺

山門をくぐると右手には 帯塚があります

一見古そうですが昭和になってから作られたもので

帯に感謝して建てられたものだそうです

京都 鷹峯 常照寺

本堂の正面には「旃檀林(せんだんりん)」の文字が

これは何のことかと言うと・・・

僧侶を養成する寺院、学問所のことを指します。

かつては広大な境内に、30余りの棟のお堂が並び

多くの学僧で賑わっていたようです

拝観を希望すると本堂右手にあるビデオ試写室に案内されます

そこでビデオ映像を見せていただけるんですが

吉野太夫についての智識や このお寺の見どころも

とても分かりやすく作ってあるのでおすすめです

京都 鷹峯 常照寺

ビデオでも紹介されていますが

毎年4月第2日曜日には「吉野太夫花供養」が行われます

この日は供養や説法のほか

桜の木の下でのお茶席や 現在の島原太夫による「太夫道中」が行われ

鷹峯源光庵前バス停から常照寺までの約100メートルを

内八文字を踏んで進む島原太夫の美しい姿は見ごたえがありそうです

ここの桜は市内より1週間ほど遅れて咲くので

桜の見物も兼ねてぜひ行ってみたいですね

京都 鷹峯 常照寺

紅葉の綺麗なところは「青もみじ」も綺麗とCMにもありましたが

本当にその通り

境内には広いお庭もあって

京都 鷹峯 常照寺

ゆっくり散策するのはピッタリです

京都 鷹峯 常照寺

境内には吉野太夫が愛した遺芳庵という茶席があって

京都 鷹峯 常照寺

この窓は完璧に丸ではなく、下の部分が直線になっていっています

京都 鷹峯 常照寺

これは月も満月の姿ははかなく 次の十六夜には欠けるように

物事に完璧なものはないということを表現しているというそうです。

その窓も常時公開されているわけではなく

雨戸が閉まっているのが残念ですが・・・


山門までのアプローチや 境内の雰囲気も

どちらかといえば地味ですが

それがかえって居心地良く 今回も2かいめですが

また 訪れたいお寺です














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Last updated  2015年06月15日 20時15分28秒
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