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カテゴリ:旅行
急に思い立って8月の初めに行った身延山 久遠寺 若い時には清里や軽井沢に行く途中 存在は知っていても立ち寄る気にはならなかったけど やはり歳を重ねたせいでしょうか・・・ 我が家からのアクセスは 新東名新清水インターから52号線経由で2時間半くらい 中部横断自動車道ができると もっと早く行けるんだろうけど いつになるやら・・・ 参道を抜けて 観光案内所と 素敵な作りのトイレ 本堂の真正面に位置する三門は 高さ21mの総けやき造り 現在の三門は明治40年の再建です 三門とは「三解脱門」を意味し 空・無想・無願の三解脱を経て(三つの門) 本堂(涅槃)へ至るために通る門だから山門ではなく「三門」なんですね。 三門からまっすぐに続く杉並木 その先の菩提梯は本堂へと続く287段の石段の参道 「覚りの架け橋」を意味し 登り切れば涅槃(悟りの境地)に達するそうで 何となく空気が変わるのを感じます 重く湿った山の空気は とても神秘的で 大きなパワーを感じます 高さ104mの石段は天に続いているような急勾配で 登るのをやめようかと思うほど!! 南無妙法蓮華経の7字になぞらえて7区分されています 1区分目 30段くらいを登ったところ 下を振り返ればちょっと 目がくらくら 1段が30cmくらいあるので 足をほぼ直角に曲げないと登れず なかなか足が上がりません 悟りの道は厳しいことを 身をもって実感 2区分目を登り 3区分目を登り やや足にきています 4区分目 5区分目 6区分目から下を見れば もうわけがわからない それでも上を見れば 五重塔が見えてきています やっとの思いで本堂前に到着 下を見ても もはや石段の下は確認できず・・・ 菩提梯を登ってこなくても 西谷の駐車場から斜行エレベーターで境内に登ることもできます^^ でも こんな貴重な体験はなかなか出来そうもないので ぜひ登ってみて下さい 新しくなった五重塔は 400年前に建てられた元和の塔を 2009年に同じ設計・工法で復元したものです。 本堂ほか建物は古いものはないようですが 庭園横の水鳴楼は明治14年に再建されたもの ちょっといびつな窓ガラスは味がありますね ロープウエイで身延山の山頂にある奥之院へ向かいます 境内には 日蓮聖人が植えたという古い杉が4本 それぞれ、母・父・恩師・立正安国への思いが込められているそう 約700年も前に日蓮聖人が植えた杉の木の実物が 目の前にあるなんて 何とも不思議な気分です 標高1153mの山頂の展望台から見える見事な景色 横を流れる富士川は見えましたが その向こうにあるはずの富士山は曇り空で見えず ちょっと残念でした
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Last updated
2015年09月07日 20時33分04秒
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