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カテゴリ:旅行
紅葉やイルミネーション 季節の写真を先にアップしたので 後回しになっていた東京の話題に戻ります 10月末の話です 原宿駅を降りるとすぐにある「明治神宮」 今回 初めて行ってきました 表参道から神宮橋を渡ると 長く続く南参道 まるで本当に森の中に入り込んだような気がします 献上された酒樽 反対側には 同じく献上されたワイン酒樽 名だたるシャトーワインも奉納されています 実は明治天皇はかなりのワイン好きだったそうで その明治天皇に捧げる為にワインを奉納しているんだとか… ワイン樽が並ぶ風景は珍しいですね 私達が歩いた南参道と反対側にある北参道との出会い口にある「大鳥居」 高さ12メートルで木造の明神鳥居としては日本一の大きさです 近くまでくると その大きさに圧倒されますね でも この鳥居は2代目なんだそうです 最初の鳥居は 昭和41年に雷が落ち破損してしまい 埼玉県の大宮氷川神社の鳥居として昭和51年4月5日に竣工式が行われ 生まれ変わって活躍(?)しているようです 明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后(明治天皇の妻)をお祀りする神社 敷地内に広がる大きな森は 神宮が作られた時に全国から献木されたおよそ10万本を植栽した人工林です その面積は70万平方メートル 初詣の時には日本一の参拝者数を集める神社としても知られていますね 大相撲横綱土俵入りや 各界の著名人の結婚式もあったりします この日も何組かの結婚式のほか 七五三のお参りの人たちもたくさんいて 外国の旅行者さんたちに写真を頼まれたりしていました ここからは明治天皇も愛したお庭をそのまま残してあるという神宮御苑 数寄屋造りの木造家屋は 昭憲皇太后のご休憩所として明治天皇がお召しになった「隔雲亭」 戦火によって焼失したので 昭和33年に建て替えられたものです 眺めるお庭の景色はこんな感じだったのかな? 遠くから見て「もう紅葉?」と思ったのは「山ツツジ」 まだ咲いていたのは 今年はいつまでも暖かかったせいでしょうか 苑内にある「清正井」 古くから江戸名井の1つに挙げられていて ここが江戸初期には加藤家の庭園だったことから 加藤清正が掘ったと言い伝えられています 湧き出る清水は年間を通じて15度前後で 苑内の花菖蒲田を潤しながら南参道に架かる神橋を潜り抜け 渋谷川の源流になります つい最近まで茶の湯にも使われていたそうです テレビでパワースポットとして取り上げられた時には 整理券を出すほどの人気だったようですが 最近は並ばなくても すんなり見ることができます 花菖蒲田も有名で 江戸系の原種150種1500株が植えられているそうで 6月の見頃の時期には大勢の人で賑わうようです 明治神宮の森には 東京では今は見られなくなった動物や昆虫などが住んでいて 哺乳類ならタヌキや猛禽のオオタカ、昆虫や粘菌まで 2800種以上もこの森で発見されています 大都会の真ん中にこんなところがあったなんて 本当に驚きでした
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