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気ままに出かけ  気ままに食べて     気ままに暮らす

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2017年01月15日
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カテゴリ:旅行
今年の初詣は 近場の可睡斎へ

可睡斎は 静岡県袋井市にある曹洞宗の禅寺です



その歴史は室町時代に始まりますが

開山時の寺号は「東陽軒」

(中華料理屋みたいですね)



境内には

戦国時代 武田勢に追われた家康が隠れて命拾いした洞窟があります

その時の恩に報いるため

家康がのちに和尚を浜松城に招いたとき

その御前で和尚はコックリコックリと居眠りを始め

それを見た家康は

「和尚、睡る可(べ)し」(御前で眠っても無礼ではないとの意味)と言い

『可睡和尚』という愛称で呼ばれるようになり

寺の名称も「東陽軒」から「可睡斎(かすいさい)」へと改められました





今回 ここに来たかった理由は

1200体のおひな様を見ること





国登録有形文化財に登録された瑞龍閣(ずいりゅうかく)に展示されています





ずらり並んだ32段1800体のおひな様は圧巻





それ程古いものばかりではありませんが

これだけ並んでいるのも珍しい







瑞龍閣以外にも いたるところにこんなにたくさん

可睡斎の建物の中に3000体のおひな様が飾られています







おひな様以外でも見ごたえ十分







今回は酒田の「傘福」の参加もあって いっそう華やか











可睡斎には もっと面白いものが・・・



ちょっと暗くてわかりにくいかもしれませんが

ここは「東司」といって 仏教寺院のトイレなんです

何年か前に「トイレの神様」っていう歌が流行りましたが

ここにはトイレの神様がいます



日本一の東司(とうす)の中に

日本一大きな烏蒭沙摩明王像(うすさまみょうおう)があります

烏蒭沙摩明王は

古代インド神話において炎の神であり

「この世の一切の汚れを焼き尽くす」功徳を持ち

不浄を浄める功徳があるといわれます

禅宗では東司の仏様として祀られています

昔から便所は「怨霊や悪魔の出入口」と考える思想があったため

烏芻沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えるということらしいです



木造つくりに賽銭箱

男性用の小便器も 何だかおしゃれ

昭和12年に完成されたそうですが

当時から水洗トイレとして造られていたそうで

当時は水洗トイレが珍しく観光客が大勢訪れたそうですが

今でも 床もピッカピカに磨き上げられ

とても綺麗で神聖な雰囲気がします

男女兼用でちょっと恥ずかしかったけど使用してきました(^^)

しっかり蓮の花のお水で手も清めてきました





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Last updated  2017年01月15日 22時44分08秒
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