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2017年08月15日
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カテゴリ:旅行
5月に行った京都旅行

最後に行ったのは「貴船神社」

鴨川源流の貴船川沿いに細い道路を進んでいくと






あ~涼しそう!!






車で行ったので近くの駐車場に止めて

鈴鹿谷から北参道を登っていきました



春日灯篭が連なる石段の表参道は

TVや雑誌などでもよく取り上げられるスポットなので

出来れば そちらから登りたかったけど仕方ない

境内から写真だけパチリ



貴船神社の創建年代ははっきりしませんが

1300年前の社伝に御社殿造替の記録が残っているそうです



ご祭神は高龗神(たかおかみのかみ)という水の神様

古事記や日本書紀にその記述があることからも

いにしえより続く由緒正しき御社であることがわかります。

歴代の朝廷からの御尊信も篤く

嵯峨天皇が生馬を捧げて雨乞いや雨止みを祈願したことから

絵馬の発祥になったとも言われています



名前の由来は諸説あるようですが

古くから「氣生根」と書いて「きふね」と読まれていたとのこと

大地のエネルギーである「氣」が生じる根源の場所ということで

開運のご神徳が得られると古くから信仰をあつめていました



休憩所から見た景色も鮮やかな緑



私たちが停めた駐車場も眼下に見えます



境内にある桂の木は樹齢400年

大地から神さまのエネルギーが龍のように昇っている様子から

御神木として仰がれています

ご祭神が水の神様ということで

境内に流れる清水はご神水として持ち帰ることができます

ご神水に浮かべると占いの結果がわかる「水占みくじ」が大人気でした





貴船神社は本宮と 少し離れた場所にある中宮・奥宮の三社で構成されています

貴船川沿いに奥宮までの道を歩いていくと











涼しげな景色が続きます

貴船の川床の始まりは大正時代

行社さんらが涼むために川で一服する時に

小さな床机に腰をすえて 足などを洗っているところにお茶や食べ物などをだし

おもてなししていたのが始まりと言われています

床机を敷き並べたスタイルを 今も続けていて

手を伸ばせば水に手が届きそうな

川の真上に床机を敷いたお座敷は 本当に涼やかな空間ですね







本宮から奥宮へ向かう途中にある中宮は「結社(ゆいのやしろ)」と呼ばれ

縁結びのお社として知られています

ご祭神は「磐長姫命(いわながひめのみこと)」で

縁結びの伝承が残る神様です

時間の関係で参拝はしないで先を急ぎます



相生の大杉は

樹齢1,000年の名木

同じ根から生えた2本の杉の大木がぴったりと寄り添っています

「相生」は「相老」に通じ

その寄り添う姿が仲睦まじい老夫婦の姿にたとえられ

夫婦円満の象徴として親しまれているます




つつみが岩

貴船特有の貴船石

古代の火山灰堆積の模様を表す水成岩で

紫色に輝き、色調・形状ともに秀でた名石

大昔 貴船・鞍馬は海底火山であったことが

たくさんの化石から証明されているそうです

枕状溶岩もそれを証明するひとつで

海底火山の活動によって流れ出した溶岩が海水で冷やされ固まり

これがいくつも重なって枕状になる

庭石の名石で知られる貴船石も溶岩で

この「つつみが岩」もよく見ると枕状が確認できます

さらに進んでやっと奥宮に到着












この奥宮は もともと本宮があった貴船神社創建の地

ご祭神は本宮と同じく高龗神と闇龗神(くらおかみのかみ)が祭られています

創建の伝説によると

神武天皇の皇母・玉依姫命(たまよりひめのみこと)が乗った黄船(きぶね)が

淀川や鴨川をさかのぼり

たどり着いたこの地が信仰の起源になっているとのこと

その伝説に残る黄船は

人目に触れぬよう石で囲まれ 奥宮本殿の側に祀られています






帰りの時間を気にしながら 早々に引き返さなくちゃ






時間は15:30を過ぎたころだったと思いますが












提灯に明かりがともると

さっきまでとは また違った風情

川床は 夜だけしかやっていないと勝手に思い込んでいたけど

お手頃なランチで来ればよかった!!

次回はぜひ 鞍馬寺から歩いて貴船でランチを楽しみたいな












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Last updated  2017年08月15日 19時34分44秒
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