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カテゴリ:旅行
9月に行った函館の観光記です
私が泊まったホテルがある元町は 函館の代表的な観光エリア 教会や西洋文化と日本文化が混じり合った街並み が石畳の坂道に沿って建ち並び 「異国情緒漂う」という表現がぴったりと当てはまる景観です ホテルの前はこんな感じ 夜景で有名な函館山も見えてます 宿に到着後 夜景を見に行くには早すぎるので あたりを散策 少し歩くと「元町公園」です ここにはかつて役所があり行政の中心地だった場所 室町時代の地方豪族・河野政通(こうのまさみち)が 「函館」の由来といわれる「箱型」の「館」を築いた場所でもあります さりげなく座っている「ハイカラさん」 レンガ造りの建物は 明治13年(1880)頃に建てられたといわれる旧開拓使函館支庁書籍庫 ほとんどの部分が1列に短い辺と長い辺を交互に並べる「フランス積み」という積み方ですが 増築された入口の下屋部分は1列に長い辺のみ その上は短い辺のみと重ねる「イギリス積み」になっています なぜ違うかというと 建築した当時は「フランス積み」が主流で 増築した時には「イギリス積み」が主流だったから 日本のレンガ造りの歴史を伝える貴重な建物なんだそうです この洋風建築は明治42年(1909)に建てられた旧北海道庁函館支庁庁舎 現在は1階が観光案内所 2階が函館市写真歴史館となっています 私財をなげうって函館の都市形成に貢献した「四天王像」 公園の前に広がる基坂 名前がわからないけど所どころにある赤い実 公園からは函館港も見渡せます 明治43年(1910年)に建てられた 左右対称のコロニアルスタイルとブルーグレーとイエローの色が特徴的な建物は 「旧函館区公会堂」 明治44年の大正天皇が皇太子殿下として行啓の際には 宿舎として使用されたそうで 貴賓室や130坪の大広間など当時の華やかな雰囲気をそのままに残っています マントルピースやU字型シャンデリア・階段親柱の柱頭など豪華絢爛 ベランダやバルコニーは華やかで景色も最高でした 元町公園の隣には 旧イギリス領事館があります 領事執務室や家族の居間などを公開しています 開港ミュージアムなんて言うのもありました 手入れの行き届いたイングリッシュガーデンが印象的でした このあと一度宿に帰り いよいよ函館山に向かいます
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