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カテゴリ:旅行
2月の奈良旅行の続き
春日大社を見たあと ランチは 境内にある万葉粥で有名な「荷茶屋」へ あまり美味しくはないかもしれないけど 話題のお店には 入ってみたくなるもの でも あいにくの満席で 待ち時間がもったいないので 次の予定の東大寺へ 土日だけ運行している「ワンコインバス」を利用して 境内の一番奥手にある「手向山八幡宮」のあたりまで行きました そのあたりでランチのお店を探して 見つけたのは奈良公園内にあるキッシュ専門店の「レ・カーセ」 古民家風の建物も素敵で 何よりキッシュが美味しかった!! 旅先でのことなので あまり期待していなかったけど 今まで あまりおいしいキッシュに巡り合っていなかったんだな サクっとしたパイ生地とアパレイユの滑らかさ 本当においしいと思いました こんな時は幸せだな~と感じてしまいます(^^) そのあともひたすら歩き 見えてきたのは「手向山八幡宮」 「たむけやまはちまんぐう」と読みます 手向山八幡宮は 大仏建立の守り神として大分県の宇佐神宮(うさじんぐう)から分霊して建立 南都焼討によって焼失しますが 1250年に北条時頼(ほうじょうときより)によって現在の場所に再興 明治時代に神仏分離令が発布される前までは 東大寺の一部でした そんなわけで 「手向山八幡宮」の すぐ横にあるのが 東大寺 三月堂 三月堂の正式名称は法華堂 東大寺の中で最も古い建物で 金鍾寺(きんしょうじ)の遺構という説が有力です 現在の建物は鎌倉時代に再興されたもので 国宝に指定されています 本尊は不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)です 旧暦の3月に法華会(ほっけえ)が開かれているため このような名前がつきました その横にある二月堂は お水取りの行事が二月に行われることからこの名がついいています 南都焼討や東大寺大仏殿の戦いでも焼失しなかった貴重な建物でしたが 江戸時代初期にお水取り中の失火によって焼失してしまいました 現在の建物は焼失から2年後に建てなおされたもので 国宝に指定されています 中に安置されている本尊は大観音・小観音という2体の十一面観音像で 誰も見ることができない絶対秘仏だそうです 結構な高さがあって 石段もちょっとした迫力があります 降りた先にあるのは 三昧堂(四月堂) 毎年旧暦の4月に法華三昧(ほっけざんまい)の法会(ほうえ)が行われるので この名がつきました 1021年に創建され 1681年に鎌倉・室町期の古材を使って改築が行われて 現在は重要文化財に指定されています 安置されている本尊は 三月堂から移された千手観音立像です 散策の都合上 境内を奥からまわっていきましたが 次はいよいよ東大寺 大仏殿に行きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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