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カテゴリ:旅行
2月に行った奈良旅行の続き
なぜ寒い2月に旅行なのかというと 前々から行きたかった奈良ホテルが耐震工事中という事で 宿泊料金がお安くなっていたから 関西の迎賓館として1909年(明治42)に誕生した奈良ホテル 「日本クラシックホテルの会」にも参加しています 日銀本店や東京駅を設計した当時の建築界の大御所 辰野金吾や片岡安らがつくった 超一流の建築 瓦屋根の本館は桃山御殿風檜造り 和と洋を調和させた内装が、宮殿の香りをただよわせています フロントに飾られている大時計は奈良駅にあったもの 奈良ホテルは 日本鉄道院の直営となっていた時代があったのでその名残です 居付きマントルピース 日本とドイツの和洋折衷様式で 大正初期まで実際に使われていたそうですが 大正天皇即位式に際し 煙突を撤廃して暖炉を廃止したとのこと ロビーにも、歴史を感じさせるものがいっぱい 平成の大時計は天皇即位の際 記念に設置されました 15分ごとに1小節ずつ奏でられ 長い針が12を示すと4小節流れる 皇后さまは この音楽をとても気に入られたとのこと 客室とロビーのマントルピースは鳥居を取り除いた代わりに 鳥居の形をした棚がついています ピアノは 大正11年にアインシュタイン博士が滞在したときに弾いたもの ピアノのを弾くアインシュタイン博士の姿が写真に残っています ピアノは1900年ごろのハリントン社製で 終戦後に行方が分からなくなっていましたが 大阪市の交通科学博物館にあることが分かって2009年にホテルに戻りました アインシュタイン博士の宿泊から90年を迎えるのを記念して調律されました ピアノの脚には鉄道省の動輪マークも施されています 赤い絨毯の大階段は写真スポットになっています フロントの天井にある和風シャンデリア このシャンデリアバックにオードリー・ヘップバーンが家族写真を撮ったらしい。 マントルピースに代わって登場したスチーム暖房 本館のツインルーム 部屋のマントルピースの鳥居は棚になっていて扉付き もちろん 使われてはいません マントルピースに代わって登場したスチーム暖房もあったけど 天井が高いから 暖まるのに時間がかかるのでエアコンと併用しました 朝食はメインダイニング「三笠」 朝食は、茶粥定食、和定食、洋定食から選ぶことができるので 私は茶粥定食を頂きました ここも 外人さんが多かったです 憧れだったクラシックホテル やっぱり落ち着きますね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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