お子さんの、競争意欲を掻き立てることが、いいことかどうかは、考えさせてしまうところです。
学校の成績が、よくなったり、そうでなかったり、その結果で、意気が上がったり、消沈したり。
「点取り虫」なんて、陰口を叩かれたり、ま、そこまで、極端に、なるかどうかは、別としてですが。
なので、とりあえずは、そんな方法もあるよ、と、知っておく程度にしていただけたらと思います。
先日のラジオで聞いたのですけど、競輪選手として、有名な中野浩一さんです。
そのおじいさんが、たしか、学校の先生で、孫の中野浩一さんに、こういうことをしたというのです。
●学校の成績が、5なら、単純計算をして、500円あげます。
●次の成績が、3になったら、単純計算の300円に、ではなくて、
前回の単純計算の500円から今回の単純計算の300円に成績が落ちた分200円、これを、今回の、単純計算300円から引いて100円だけあげます。
●その次の成績で、7になったら、今回の単純計算の700円に、
前回の単純計算の300円から今回の単純計算の700円に成績が上がった分400円、これを、今回の、700円に加えた1,100円あげます。
こういう、計算方法で、お小遣いをくれたというのです。
中野浩一さんは、おじいちゃんから、お小遣いをたくさん貰おうと、頑張って勉強をして、学校の成績が、よくなっていったというのです。
「他の子よりガンバレ」ではなくて、「お小遣いのためにガンバル」とは、なんだか、サラリーマンの基本のような気もしますけど・・・。
どんなものでしょうか。