ち―すけ☆夢紀行

いやしかし。
オイラに「休める週末」というのはないのかね。

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★土曜

この日はすこし離れた町で職能集団の学術大会があった。
朝から晩まで講演会とか発表会があった。
「ランチもお勉強しながらです」

ほぼ休憩なしのつめこみだったが、内容は充実しており、色々と啓発された。
特に今回は東南海地震を想定しての色々だったので、身につまされることが多かった。

「参加してよかったな・・・（帰りは二時間かかるけど）」

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夜には地元のお祭りの宵宮があった。いや正確にはこの日も祭りがあった。
ウチの田舎はなぜかメイン神社が二つあり、祭りも二日連続で行われる。
もちろん平日だろうがお構いなしだ。
「この社会情勢で、勤め人が二日連続で休むのはキビしいぞ」

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★日曜

この日は地元の秋祭り。
朝から笛や太鼓の賑わいで――なのだが、如何せん田舎で人数が少ないのでさみしい。

田舎の祭りなので朝から振る舞いの酒とか料理とか出されたが、なんとなく受け流した。
（午後からもやるべきことがあります故）

昼ごろには神社に各地区の獅子舞が勢ぞろいし舞を奉納した。
片づけて流れ解散し終了。

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昼下がりからは子供を連れて某・文化会館へ出かけた。
この日はママの合唱サークルのリサイタルがあった。
単独ライブってやつですな。

舞台前の席を陣取れてよかったのだが、子供は祭りで疲れたのか速攻で寝ていた。
しかも腹が減っただ飽きただと文句を言うので、対応で合唱を聴くどころではなかった。残念。



コンサート後は図書館で本を借りる。二軒も回ればすっかり夜だった。
「今夜はママは打ち上げで遅いからな。父ちゃんが夕飯を作るぞ！」

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では今宵はこの辺で。