ち―すけ☆夢紀行

★２日

この日のメインイベントは「初詣」

ママの友人が、相談があるので会えないかとのこと。
では一緒に初詣しましょうとなった。現地集合＆現地解散だけどね。

昼前に着くように出発するつもりが、家事に雑事に追いやられ遅くなった。
正月でも家のコトは休めませんよ。



今年は世界遺産登録１０周年で賑わう熊野本宮。
例年のことだが田舎の割に人出が多く、参拝するまでが大変。
長蛇の列だった。
「これが、蟻の熊野詣か」　＜違います

参拝を終えたあたりでママ友家族と合流。少し離れた場所のカフェで話そうとなった。
「その前に屋台の買い食いで腹ごしらえ――と」

カフェも山奥なのに盛況で、オイラ達以後は空き待ちだった。

＜窓の風景

おみずを運んできたのは小学校低学年の女児。
お店のお手伝いをしているとのこと。オーダーまで取っていた。
「すごいね。感心カンシン♪」

お腹空き組はランチメニュー、買い食いした派は飲み物だけで、ゆったりと過ごせた。
ママは相談に乗れてよかったようだ。

夕方にお別れとなった。
「さて。帰ってゆっくりするか」――と思いきや。すぐには帰らないのだよな。

帰途。元日に初詣をした寺がある。
お約束通り立ち寄り、色々と話をした。
参拝客はいるのだがオイラ達はわれ関せず。
「だって昨日参ったし。今日も別の所で済ませてるし」（笑）

帰宅したのは遅かったなぁ。

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★３日

明日は仕事のオイラ。正月休みはここまでだ。
この日のメインはママの社長宅での新年会である。

なぜか杵つき餅にハマり、道具の一揃えをした社長。
この日は新年餅つき大会が昼過ぎから行われた。場所は社長宅。
参加人数は不明だが料理がモチのみの恐れもある。
午前は料理を仕込み、野菜料理やつまみを持って行った。

昼過ぎから三々五々とひとは集まった。結局４０名くらいだったか。
つき上がったモチや乾きものを肴に、ワインやビールで会場は次第に賑やかになっていった。

「そういえばもち米ってどのくらい準備してます？」

「えっと・・・１斗以上？」



・・・それ、もちつき１０回以上の量でしょ？

結局。オイラも半分はつき役か返し役をやった。
後半は誰も興味を失って、ただひたすら、もち米を消費するためだけに、杵を振るった。
「こうなったら、もう、ノルマですね」
「ええ。あと４回かな」

集まった方々は結構個性的で、「社交の場」的な感じであった。
俗な言い方ですと「サロン」です。
オイラはママと共に裏方で給仕と片付けをしていましたよ。

夕方に一次会が終了。大半は帰って行った。
残りのメンバーでお疲れ様会。なぜかオイラ一家もいた。
知らない間に「裏方’s」の仲間に認められていたようだ。

軽く飲食し、早目に帰った。

因みに子供達は、社長のお子様と盛り上がって、子供達だけで遊んでいたようだ。
「いいことだね。何ならこれをご縁に嫁いじゃえ」　＜政略結婚？（笑）

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★４日

オイラの正月は３日まで。土曜日は出勤した。しかも夜まで居残りした。
「短けぇ休みだったな・・・」

ただ。
年末年始の返品やら出庫やらの整理で忙しかった。
「これを新年一発目の仕事にすると大変だった」

夜まで働いて正解だったな。

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では今宵はこの辺で。