はないちもんめ

この、４月から就職の決まっている次男

大学も無事４年半で終了し、去年の秋からは半年間のうれしい

人生最長の休暇？プータロー生活を満喫していました。

適度なアルバイトと持て余すほどの自分の自由にしていい時間

楽しくて仕方ない様子でした。

卒業が決まってから、周りの社会人の先輩達に

「就職までにしておいた方がいいことってあるか？」と質問すると

　ほぼ１００％の確率で・・・

　「思う存分遊んでおけ」
という、嬉しいアドバイスをいただき

「そうかやっぱり、思う存分遊んでおこう。」と、決心し

とても、意欲的に遊んでいました。

バイトは深夜勤務もあるシフトですが、

いわば、夜勤明けで仮眠数時間で速攻出掛けていく意気込みで

遊びに行くことに燃えていました。

遊びと言っても、仲間同士で集まって麻雀したりしゃべり明かしたり

みたいな、、、健全なことしかしていないみたいで、

女子（じょし）の出てくる幕無し

淋しくないのか？と突っ込みを入れたいところだけど

バイト先の上司や店長やバイト仲間、大学の仲間と付き合いの幅も広くて

次男らしいといえばそうなんですが・・・

その次男、先日、内定者の就職前の研修で一泊二日で本社に出かけて行きました。

帰り駅まで迎えに行ったのですが、疲れ切って、

暗ーい雰囲気全開のオーラを纏っていました。

「どうだった？赴任地決まったんか？」と私・・・

「今回はまだ決まらなかった。
　めっちゃブルーだ。
　就職したくねぇ！！！
　このまま遊んでいたいーーーー！！・・・」

「なにあほなこと言ってんの。そんな訳にいく訳ないやん。
　そりゃ、今めっちゃ楽しそうだもんね。気持は解るけれどね、

　社会人になるという実感が急に迫って来たんでしょう。
　でも、去年から半年十分遊んだやん。」

「まだ、足りねぇ！！
　解っているけれど、このままでいたい。
　毎日自分の思うように出来て、自分の好きなように時間が使えて
　めっちゃ楽しいのに、、、あぁ、ブルーだ」と、、、、


自分に一番正直で、それでいてマイペースながら親がやきもきする割には
何となくいつの間にか自分で決めて親の手を煩わせずに段取りをつけてきた次男

人付き合いが上手く、上にも下にも慕われるタイプで、接客にも向いているので
選んだ営業職も次男らしい選択で、安心していましたが、

そんな次男だからこそ、この就職直前ブルーは

結婚式を間近に控えた花嫁さんの「マリッジブルー」と同じ？

何はともあれ、あと１ヶ月とちょっとになりました。

５人家族だった家が、３人家族になる日まで、、、

家が広く感じるようになりますね、きっと、、、