はないちもんめ

今日、９月１日は私達の２６回目の結婚記念日です。
２６年前のこの日は、京都の残暑は厳しく、
２６年経った今でも、結婚式の時の話になると、暑くて暑くて、水は臭いし
田舎育ちの両親達には飲めたものじゃなくて、
田舎では滅多に自分からジュースを飲むこともないけれど、
ジュースを飲んで喉の渇きを癒したという話になります。

それほど、京都の残暑は毎年厳しいですけれど、
今年は真夏の厳しさからすれば、今日は過ごしやすかったです。

主人も、今は仕事が暇で滅多に土曜日休みの事はないのですが、休みで、
私も昨日が夜勤明けで今日は公休、

せっかくだからどこかに行こうと昨日から言っていました



で、今日は快晴、

ドライブ日和という事で、
少し足を伸ばして、琵琶湖の湖岸道路を半周してきました。

湖岸の駐車場に車を止め、近くの大型スーパーの地下食料品売り場で、
お弁当を買って、のんびり湖を眺めながら食べました。

道中でも、いろいろと思い出話をしたり、子ども達の話をしながら
主人は今年５２歳なので、独身時代と結婚してからと丁度同じ年月・・・
これからは、ずっと、私との生活の時間の方が長くなる訳で
そう思うと、人生長いねぇ！！なんて・・・・

そして、途中の道の駅でも、夫婦連れの団体がよく目に入り
子どもが巣立ってからは、夫婦でいろいろな所に出かけたりする生き方も
やはり多いのだと改めて思わされました。

夫婦仲良く二人連れで、これからの人生を楽しめるのなら
ささやかだけれど、すごく幸せなことだと思います。
健康に気をつけて、最低限の生活に困らない位の収入と生きがいがあれば
言うことはない


そんな幸せの追求に努めて行きたいと思います。

二人の会話は、本当に他愛のないことばかりなんです。
湖を見ていて、湖面を跳ねる魚を見たと言えば、

「俺は見ていないのに、腹立つぅ！！」と言って、むきになって凝視していたら
私が見ていない時に、今度は主人が「おぉっ！！、今跳ねた！！」と、得意げになったり

初めての場所に向かう時など、道を間違えたり、渋滞にはまったりした時も
「のんびりと、さっきの道だったなぁ！！とか、仕方ないね！！」と、あまりいらだったり
お互いを責めたりとかはしない二人です。間違ったら、やり直そうとか、戻ってみようとか
遠回りでも来れて良かったねとか、あの時も間違ったけどすごい道だったねとか、
いい思い出のように話すことが出来る二人です

職場で、独身の同僚に、結婚を考えている相手に出会えたら、
渋滞覚悟の遠出のドライブに出てみたらいいよと言ってみました、
自分の相手への思いやりの仕方とか
相手の本音の気持ちとか、結構本性が出てくる場面があるから・・・と

そしたら、殆どの独身（２０代後半から３０代・・それ以上・・・）の同僚の人が
即答に近いタイミングで
「絶対に無理、道間違えたら馬鹿なん違う？とか、自分だけ
着いたら起こしてとか言って寝てしまう」と言いました。

私「そんなんじゃ、もし結婚したらどうするの？お互いに我慢したり、
　　思い遣ったりしなかったら長続きするわけないよ。」と、

そうすると「いいもん、私に合わせて優しくしてくれる人探すから・・・」
ときたもんだ。


う～～ん！！

結婚しない訳、出来ない訳はそこら辺にあるんじゃない！？

と彼女達にどう言ったら、わかって貰えるのかな？

余計なお世話かな？