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カテゴリ:仕事、福祉、生きがい
先日、うちの職場の4歳の男の子が定期検査でレノグラムの検査を受けて帰ってきました。
今から思うと、きっと随分痛かったんでしょう。 夕方帰ってから、食事をしても、お茶を飲んでも、朝寝て起きても、オシッコが出ません お腹はプックリと膨れ、明らかに尿は溜まっているのにトイレに誘っても、 嫌がり、したそうなのに出なくて、勿論オムツにしてもいいよと言っても出ない。 これはいけない!! 完全に尿閉状態とその日の勤務の看護師の判断で・・ 、朝になり検査した病院は遠いのでいつもの主治医の居る 病院へ、、、 診察の結果レントゲンでも明らかに尿がたくさん溜まっていると・・・ そこで、当然導尿による処置が行われ、暴れる彼を大人4人がかりで押さえ 処置開始・・・その途端放尿・・・でもその量はせいぜい100ml位 処置続行です。 膀胱にカテーテルが届き、出るわ出るわ・・・・500ml 当の本人は、暴れ疲れた後の、オシッコの出たなんとも言えない うっとりした目をしていたと言います。(とろ~ん!!!!) 「みんなでその気持ち、その表情想像できるわ~!!」と・・・・ 総量600mlの尿が小さい体に一杯に溜まっているのに、 痛みが怖くて、無意識に出るのを止めているのでしょう!!と、ドクターが言い その日は一応帰りました。 でも、また次の日まで全部で50ml程しか出ません。 病院でもするインアウト表をつけ、みんなで見守っていましたが出ません。 結局2日続けて導尿することになり、その日は400ml出て、抗生物質を処方して貰って 帰って来ました。 しかし、「これで、明日までに、トータルで400ml位出なかったら 入院の覚悟をして下さい」と言われてです。 昼前に帰って来て、ウンチをきばったお陰で50ml位出ました。 みんな、大喜び!! でも、それから夕方になっても出ません。 翌日の病院への付き添いは色々な状況から判断して私が行くことになるのは 決定的です。 ここで、日勤者が仕事終って、 「さざえ先生が付き添いだと、入院になるジンクスまだ続いているよね。」と・・・・ そうなんです。私が、状態の怪しい子どもの病院付き添いをすると 緊急入院になっているジンクスが続いていました。 うちの職場にはもう一つジンクスがあります。 それは、完璧に準備すると当日準備が無駄になったり、中止になったりすると言うものです なので、これは私のジンクスを破り、職場のジンクス通りになるように 入院を覚悟して出来る準備をみんなしようと開き直りました。 夜勤者になり、朝を迎えて、職場に行きました。 8時半、夜勤者のナースが私を見るなり言いました。 「100%です。出ませんでした。」と・・・・ 殆ど諦めた私にもう一人の夜勤者が「入院の準備バッチリしておいたし」と・・・ そのほうがいいかも?と思いました。 9時15分・・・ タクシーを9時半に予約して行く準備をしていたら、 「ウンチしています。オシッコ出ているみたいです。」と、みんな伝達を緊張しながら 聞いて居る所へ大声でスタッフの一人が叫びます。 「何グラム?どうなん?」 ・・・・・ 「350gあります」ということは、昨日の50gと合わせて400ml近い尿が 出たことに・・・・・ やったぁ!!これで、大丈夫かも?でも、念には念を入れて、入院になっても いいように、準備して受診しました。 結果、「何とか大丈夫でしょう!!様子見ましょう。」とドクターの判断・・ もう、職場に戻ったときはみんな「ばんざぁーい!!!」でした。 本番に弱いこが多い我職場ですが、今回の君は、本番に強かった。 これで、私のジンクスは壊れ、我職場のジンクスの強さが再認識されました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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