はないちもんめ

うちの愛犬の名前はエースと言います。
平成４年の夏、我が家にやってきました
その年の春に同じ学区内に引っ越したとはいえ、
年長の３男が前の住所の友達と遊ぶことは困難になり
本格的に働き始めた私が居ない時の留守番の心の支えと番犬の為と
、一緒に散歩することで短い時間でもコミュニケーション、
スキンシップを図ることに繋がれば・・・
そして男ばかりの子ども達に情操教育の意味も含めて・・・
一戸建ての家に住むことになった嬉しさもありでの
犬を飼うことの決断でした







・・・後から考えれば、その全てになくてはならない存在になっていたと











亡くなって改めて実感しています。


１５年間、本当にありがとう

本当に手のかからない丈夫な健康な

そして、唯一苦手な雷以外は怖い者知らずの

やんちゃで、どじで、ちょっと間の抜けた、ひょうきんな

３男にそっくりな性格のおてんば娘でしたね

最後の最後まで、出来るだけ迷惑をかけないようにとでも思っているかのように

２日間寝込んだだけで静かに息を引き取ったエース

ありがとう、ご苦労様でしたの声しかかけてあげる言葉が見つかりません

エサも食べられず、水も飲めなくなって、立ち上がることも出来なくなって

あっという間でしたね。

最後、手にすくった水もなめないし、

大好きなご飯を前の日の晩に一口食べたのが最後だったね

もっとおいしい物食べさせてあげれば良かったとか

もっと、優しく大事にしてあげれば良かったとか

一杯後悔しています。

でもね、


本当に感謝しています。


番犬としても軒並み近所に空き巣が入っているのにうちは大丈夫だったし

３男はじめ兄弟３人にとっては、

無償の愛で自分の事を癒してくれる唯一の存在だったんじゃないかな？

家に帰って、玄関を入ってくる前にまずは「ただいま」のあいさつをしに

３人とも必ず頭を撫でに行き

しばらくぼそぼそと語りかけた後にやっと玄関に入ってきていたね

何を聞いてあげてくれていたの？

学校でいやな事があっても、帰って来た時には、母である私は居なかったものね

きっと、愚痴や悲しいことをじっと聞いていてくれたんでしょうね

きっと撫でながらあなたの体の暖かさで癒され、

ぺろぺろ舐められて安心していたんでしょうね

本当にありがとう、母である私の代わりに守ってくれていたんですね

口数の少ない男ばかりの兄弟の心を言葉でなく優しさで満たしてくれたんだね

わたしでは出来ないことでした。

時には末っ子の妹になって、上手に子ども達に甘えて、、、、

１５年間のエースとの思い出が一杯ありすぎて

昨日も主人と二人でご飯食べながら思い出話をしながら泣きすぎて

声も鼻声でそれがまたおかしいやら、悲しいやらで涙出てくるし、、、

ベタベタのかわいがり方をしていないし、

もっとかわいがってくれる家に行けば、もっと大事にして貰えたかもしれないのにね

そんなことも考えてしまいますが、エースは+｡:.ﾟヽ(´∀`｡)ﾉﾟ.:｡+ﾟしあわせ・・だった？

私達家族５人は+｡:.ﾟヽ(´∀`｡)ﾉﾟ.:｡+ﾟだったよ。

本当にありがとう