はないちもんめ

９月１日が２７回目の結婚記念日になります。
　
ものすごく早い２７年間でした。

結婚したのが、主人２６歳、私２２歳

長男誕生が翌年のＳ５７年２月、結婚から半年後、当時２６と２２でした
次男誕生が２年後のＳ５９年３月、、、その３月に主人が会社を退職
　　　　　　　　　　　　　　　　　　４月に自営業として独立開業、、
３男誕生が２年後のＳ６１年５月
私が前職の仕事を開始したのが、三男が２歳、次男が幼稚園年中、長男が小学１年の春
本格的に仕事量を増やしたのが、その２年後、３男が年少で幼稚園に行きはじめてから、、、

そして、主人が開業して８年目の平成４年に家購入、、、結婚１０年目の事です。
当時の月返済額は、２０万以上、利率６％の時代です。恐ろしい！！！！

そして、私が前職で独立開業というシステムで個人事業者として４年頑張り
今の仕事に転職したのが平成１５年

主人も来年には開業２５年になる訳です。極小自営業でよく頑張ってきました。
バブルの影響で仕事の浮き沈み、工場の移転問題、
従業員の退職、
取引先とのトラブル、請求金の未払いなど、、、、
本当に色々と大変でしたが、何とか今まできました。
それこそ、毎日１２時間以上働き詰めで、今まできました
主人をはじめ、家族全員が大きな病気をせずに健康だったので、
ピンチの数々を乗り越えてこれました。


普通であのまま会社員を続けていたら、持ち家なんか、夢のまた夢
ましてや、二人で働いても、３人を大学に行かせることは無理だったんじゃないかと思います

コツコツと、丁寧な仕事振りが周りから評価されているから、
同業者が次々廃業していく中で何とか仕事が続いているんだと思います。

それでも、今年は業界全体が不景気のどん底で、全然仕事が回らないんだそうです。
いくら真面目でも、仕事が無いことにはどうにもなりません。
仕事が無いことで、夜も眠れずにかなり参っています。
廃業！？？？？の、可能性が頭をもたげるみたいです。

５３歳になった主人がもし廃業したら？？？再就職は？すごく難しいことです。

なので、、、、最悪の事態を、私の中で覚悟することにしました。

幸いにも子ども達も巣立ちが、決まり、、、親としての役目は一段落しました
家のローンは、主人が掛けていた、個人経営者用の共済保険の積み立てで完済出来ます

なので、あとは私の給料で夫婦二人の生活が出来て、老後の備えが出来れば
良いのです。

改めて、家計を見直して考えてみました。

贅沢をしなければ生活は出来る見込みが持てました。
私も正社員ですので、厚生年金や社会保障の事等も心配は無いでしょう。
心配だと言えば、私の体力と気力の問題です。
絶対働かないと？？というのと、出来るだけ頑張ろうというのでは重みが違います

でもきっと、そうなった時主人は自ら主夫になることでしょう。
そして、私をサポートする為に気を配ってくれることでしょう。

最近でも、私の夜勤入りや夜勤明けなどの日は料理や家事などを進んでしてくれます
主人にとっても、私が安定収入の見込める仕事に従事していることが
切羽詰らないで済んでいる安心材料のようです。

そして、この間話しました

主人は、「何とかなるんやな。気持ちが楽になったわ」と言いました。

私が覚悟すると、主人は土壇場で踏ん張って必死になってまた頑張り
何とか耐え忍んでいるうちに、事態が徐々に好転して行く

今まで何回か乗り越えて来た、私達夫婦の２７年間です。
私は常に主人にとっての「最後の切り札」として、普段は影に隠れて楽にのびのびと
させて貰っていても、いざという時に頼りになる存在としてしっかりと支えて行きたいと思います。

それが本当の二人三脚の夫婦二人旅かしら？？？

主人の仕事、、、、今のところは何とも言えません。
私も覚悟が出来ると、気持ちがシャンとするんです。
何でも来い！！ってね。ケセラセラ、なんくるないさ、出たとこ勝負、
やるしかない、、、、色々な言葉を心の中で繰り返して、１日１日を過ごすだけです。

目指せ！！金婚式！！

ＰＳ：早くに子どもを育て上げて本当に良かったと思います。つくづく。。。