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カテゴリ:人生観いろいろ
今日、休日だったので、昨日ビデオに撮って置いた「風のガーデン」見ました。
篤姫と、これは一人で集中して見る事にしている私です。 主人が一緒に見ると、集中できなくて、、、、 一人で見ては、何度泣いたことか!?没頭して見たいんです。 最終回ですが、、、終末医療のあり方を本当に考えさせれました かつて、病院で臨死場面に立ち会ったことが、多かった私ですが、、、 その中でも、肺がんで痛みに耐えながら、静かに眉間に皺を寄せながらも どこか凛として、恨み言やわがままをほとんど口にする事なく、 亡くなった上品なおばあちゃんの事が忘れられません。 付き添っていたのは、お嫁さんのようでしたが、 このおばあちゃんだから、お嫁さんもこうあり気だと思わせる献身的な看病の様子でした それでも、そこは病院です。苦痛を伴う最新の治療が施され、体のあちこちに 管や、点滴、モニターが繋がれていて、寝返り一つでも、大変な状態でした。 その時の様子が30年近く前の事なのに思い出されながら見ていました 息子の最後を、在宅医療をずっとして来た医師の立場で看取る役をしていた 緒方拳さん、、、この撮影の時、病人役の中井貴一さんは、緒方拳さんの病状を知らず 緒方拳さんは、自分の正にこの状態を体現しながら、この場面の撮影に挑んでいたのか? と、思うと、役者魂というか、、、 演技とは思えないような、迫って来るような、気迫のようなものがじんじんと感じ でも、あくまでも静かな凛とした演技に、見ていて涙が止まりませんでした 病院でも、別れの時、出来るだけ家族との時間等考慮するのですが、 住み慣れた家で、苦痛だけを取り除いた治療と、 家族に見守られながらの最後は、出来るものなら望めるなら最善のように思います でも、実際には難しいですよね。 義母が癌と闘い始めて2年と3ヶ月が経ちました。 高齢の為に進行状態が緩やかなのと、元来丈夫でそれまで病気知らずだった義母は、 薬も殆ど飲んだことがなかったので、抗がん剤が良く効き、転移しては現れる癌細胞を もぐら叩きのように潰しては、小さく出来ているらしい、、、、 それでも、始めに見つかった乳癌自体が、悪性度の高い物だった為に根治はありえないそうで 主治医も、出来るだけ良い状態に持っていくように、仲良く?付き合っていこうと 言われています。 本人は、病院通いにも嫌気が差し、「もういい、じいちゃんの所へ行きたい」など、 弱音を吐くそうで、義姉は、厳しくも優しくなだめたり、すかしたりしながら 病院へ連れて行ったり、ご飯を作っては少しでも食べるように心掛けてくれているみたいです なかなか出来る事ではありません。 離れている息子である主人や私は迷惑を掛けないように、 義母の顔を見に帰ること位です。 いずれ来るその時を覚悟しながら、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.19 17:12:21
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