カテゴリ:子育て
![]() 私が語ったいじめは、 言ってみればいじめのモチーフのひとつにすぎないんだと思います。 かつてはそうだったけど 今はもっと深刻なんだよ、という人の声が聞こえてきそうです。 なぜなら、助けようと手を差し伸べたら、 今度は自分に火の子がふりかかってくる・・・ しかもそのいじめは、以前よりも陰湿なものだったりする・・・ 昔もいじめはありました。 けれども昔よりも今のいじめは違ってきているように思います。 何が違うのでしょうか? 子どもたちの世界は、大人の社会の縮図です。 子どもたちのいじめが深刻化しているとすれば、 それはその子どもたちの手本となる大人の社会のそのものの 影響を受けているというのが本当の原因です。 ドメスティックバイオレンスの原点がここにあります。 強いものが弱いものをいじめて、 ストレスを発散させることで自己を満足させているという パターンです。 会社で、上司にいびられストレスをためこんだ夫が、妻にその ストレス解消の刃を向ける。 妻はそのストレスをわが子に向ける。 そして、わが子は、自分よりも弱い立場のものにたいして ストレスを発散させる・・・ これはあくまでもたとえですけれども そのような連鎖がそこには存在していることもあるのです。 いじめが悪いというよりも いじめたくなるような自分の心と向き合うことが大事なんですね。 そのような行為に走るよりも もっと前向きに自分を成長させるような方向へと エネルギーをそそぐことを 子どもたちが学んでいくことが大切なのだと思います。 そして、それは大人たち自身も、です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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