カテゴリ:手づくりカントリー
昨日は久しぶりに1日仕事に出てきました。
今月に入って何日か仕事には出ているのですけれども 父の通院日だったり、子供の懇談と重なるなどして、 夕方まで出ることがかないませんでした。 こちらの都合に合わせられる仕事も早々ありませんよね。 2週間は早いです。 この週末は、百徳通信を発行する週でした。 こちらには、前回の3号の方をアップしますね。 --------------------------------------------------------------------- 百徳通信 ~時を紡ぐ、想いを紡ぐ~ vol.003 (2008.12.7) ---------------------------------------------------------------------- 人の歴史と共に始まる布の歴史・・・ 古布にこめられた想いを語る百徳通信を発行しております。 ---------------------------------------------------------------------- ~手作りの思い出~ 赤毛のアンと共に大きくなり・・・というフレーズを 目に留めてくださった方がおられます。 転勤族の親の元で育ったので 父は金沢は武家屋敷のある町の出でしたが、 子供の頃の私が、日本の伝統に ふれることがありませんでした。 思い出に残っているのは、 ピアノの発表会に母が作ったワンピースを着たこと。 クリスマスには、フルーツポンチやチキンが並び、 クリスマスツリーが飾られたこと。 翌朝には、枕元にサンタさんからのプレゼント。 実は、父も母も赤毛のアンが大好きだったようで、 二人が寝しなによく読んでいたんですね。 母は、赤毛のアンと同じように 家庭には恵まれない環境に育っていましたから、 自分が味わえなかったものを 子供たちには与えたかったようです。 私達が小さかった頃は、 よく家で内職をしていました。 編み物に、ビーズ刺繍、それから、 能登の地に住んでいたころには紡績の織機の糸通し・・・ 私にとって、手作りの思い出とは、 そのような母の思い出でもあります。 母が最後に私に作ってくれたものは、 ビーズで描いたバラの絵です。 脳溢血で倒れて、リハビリの時に 作ってくれた作品になります。 その後母は、リハビリも投げ出してしまいました。 今も母は、特別擁護の施設にいます。 その母のベッドの元に 私が今度は手作りの作品を作り、届けています。 ---------------------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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