YUMEMIRUTOKI

昨日アップしようかと思いましたが、
近況報告が長くなったのでやめました。

最近、オークションの出会いが
いろんな展開を見せてくれるようになりました。
電話でコンタクトをとるようになった人もいれば、
自分の作った作品を見てくださいね、というもいます。

私が古布をとおして伝えたいこと、を
今年は行動という形にもしていくこととなりました。
そろそろ、沈黙の時を過ごしていた
“あんのおしゃべり”も復活させていこうかな・・・と
考えております。



---------------------------------------------------------------------

　　　百徳通信　～時を紡ぐ、想いを紡ぐ～ vol.006 (2009.1.17)

----------------------------------------------------------------------
人の歴史と共に始まる布の歴史・・・
古布にこめられた想いを語る百徳通信を発行しております。
----------------------------------------------------------------------

～日本の自然布～


暑さや寒さから、外傷から身を守るために、

最初にまとった衣は、獲物とした動物の皮でした。

それに、叩き伸ばした樹皮に、蔓や草木の

繊維を編んだり組んだりしたもの、でした。

その編み物や組み物から、

経糸と緯糸を直角に交差する織物が生まれました。



この自然布に関しては、

別冊太陽“日本の自然布”の本が多くのことを

教えてくれました。

その本をもとに自然布についても少し

お話していこうと思います。



今でもその自然布の伝統を

守り続けている人がいるんですね。

現代文明は、便利ですけれども

自給自足とはかけはなれた、

はかない文明でもあります。



その自然布をたどることで、

本来私たちが、自然とともに生きる姿を

たどることができるようにも思います。



----------------------------------------------------------------------