カテゴリ:子育て
2年前にいとこが亡くなりました。
弟と同様に引きこもりをしていた時期があると 聞いていただけに、衝撃を受けました。 弟同様、仕事に出るようになったのですが、 その仕事先の寮で自らの命を絶ちました。 愛知で亡くなったので向こうで葬式を済ませた後、 近い親族だけで初七日をしたときのことです。 お母さんが、私の隣にきて息子のことを いろいろと話して聞かせてくれました。 年が離れていたので、交流がまったくなかったのです。 けれども弟が引きこもりをしていたことを 知っていたからかもしれません。 さて、来月より引きこもりのための勉強に出る私。 活動を始めたら、まずその叔父の家を訪ねようと思っています。 仏壇に手を合わせて、彼に謝りたいんですね。 もっと早くに動いていれば・・・ 動けなかったという現実があったのですから、 しかたがないのですけれどもね、 その彼の死が私を強く押し出す要因のひとつに なったことは確かです。 子供の頃、私の自我を目覚めさせてくれたのは、 “僕は12歳”の手記を残した岡真史くんです。 その後、私は自殺の手記を読みまくりました。 私が知った人々は、現実の醜さ、自分の弱さに 絶望して死んでいきました。 私は彼らが求めて求めきれなかった“真実”を 見つけ出してやる、と心に決め、 自殺への憧憬を封印しました。 その真実を今、私は知っています。 どんなに現実が醜く、厳しいものであっても そこから逃げることなく、 泥の中に根をはるはすのように現実にしっかりと足をつけて 美しい花を開かせるような生き方をすること。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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