カテゴリ:手づくりカントリー
私の風邪の次に今度は彼の方が
風邪をひいてしまいました。 もしかして、私の風邪がうつったのでしょうか? それにしては潜伏期間が長かったです。 さて、今年から新しい動きが始まります。 6年間中断されていた子育て支援の復活、という感じでしょうか。 新しい出会いが続々と私の前に立ち現れてきています。 そのご報告は、ぼちぼちとすることにして、 今日は、百徳通信vol.007をお届けしますね。 --------------------------------------------------------------------- 百徳通信 ~時を紡ぐ、想いを紡ぐ~ vol.007 (2009.2.1) ---------------------------------------------------------------------- 人の歴史と共に始まる布の歴史・・・ 古布にこめられた想いを語る百徳通信を発行しております。 ---------------------------------------------------------------------- ~アンギン(編み布)~ 最も原始的な布をさかのぼると 縄文時代のアンギンにたどりつきます。 これは、カラムシやアカソ、イラクサなどの 繊維を編んだ布で、仕事着や前掛け、 敷物、袋、馬掛けなどに使われました。 このアンギンは、実物を見る機会が与えられました。 今から3年前になるでしょうか。 長女の友達には、ニックネームが「埴輪」さんと いう人がいるのです。 彼女はどういうわけか埴輪が好きなんだそうで、 その子に誘われて娘二人が、石川県埋蔵文化財センターに 埴輪作りの体験に行ったんですね。 そのときは、私は付き添わなかったのですけれども できあがった埴輪を受け取りに行くときに初めてそこをたずねました。 そこには縄文時代の産物が飾られていたのですが、 その中にアンギンがあったんですね。 古布に興味を持っていた私は、 その書棚に置かれていたアンギンの資料に釘付けになりました。 これが縄文時代への憧憬の火付け役にもなりました。 縄文時代とは、、言語を持たない時代とされていますが、 代わりに言葉以前の想いを直接交わしていたとも言われています。 その人が、目の前に現れる以前に、 その人の想いがその人より表出してたずねてくる、と 『パンツをはいたサル』(栗本 慎一郎 著)の書物に書かれています。 また、死んだ人に花がたむけられていたと そのやさしさが伝えられた時代でもありますよね。 アンギンの歴史的な背景はこのような世界であったわけです。 ---------------------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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