カテゴリ:手づくりカントリー
誠にのんびりとしたペースの更新になっております。
3月に入ってからは、今度は次女が風邪をひきました。 微熱が出る程度でたいしたことはなかったのですけれども、 長女も公立高校の受験のため、学校がお休みである日と重なり、 我が家はすでに春休みにはいるような感じの日々と なっております。 そのうえ、彼のパソコンも3度目の入院中。 子どもたちが休みの時には子どもたちと パソコンを共有し、 そうでない時には、彼とパソコンを共有しております。 今日は、百徳通信vol.008をアップします。 ----------------------------------------------------------------- 百徳通信 ~時を紡ぐ、想いを紡ぐ~ vol.008 (2009.2.15) ----------------------------------------------------------------- 人の歴史と共に始まる布の歴史・・・ 古布にこめられた想いを語る百徳通信を発行しております。 ----------------------------------------------------------------- ~オヒョウ~ アイヌの人々は、春先にオヒョウの立木から皮をはぎ、 アットウシとよばれる樹皮衣の主な材料としていました。 内皮の部分を処理して糸にし、それを織って着物に仕立てたのです。 衣服などに施した刺繍の文様には、魔除けの意味があるとも言われます。 昨年のことになりますが、 テレビで若い人たちがアイヌの民族衣装を着て アイヌの伝統的な歌や踊りを披露している番組を見ました。 アイヌの人たちと接する機会がなかったので その若者たちが、自分たち民族の誇りを見出して、 自分らしく生き生きとしている姿を初めて見ました。 「この人たちこそ、生粋の日本人じゃん」と 私はうらやましく思ったのですが、現実には、 いまだ残る差別意識に苦しみながら生きてきていたのですね。 私たちの意識の中には間違ったものの考え方が多く存在しますが、 大自然の恵みの布は、私たちにその意識のあり方をも 正しい方向へと導いてくれるものが内在しているんですね。 はるか昔より伝承されていた自然布の織りを 継承していくことはとても大事なことなのだと思います。 ------------------------------------------------------------ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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