カテゴリ:思考を編集する
「あの花のいうことなんか、きいてはいけなんかったんだよ。 人間は、花のいうことなんていいかげんにきいてればいいんだから。 花はながめるものだよ。においをかぐものだよ。ぼくの花は、 ぼくの星をいいにおいにしてたけど、ぼくはすこしもたのしくなかった。 あの爪の話だって、ぼく、きいていて、じっとしていられなかったんだろ。 だから、かわいそうに思うのが、あたりまえだったんだけどね・・・」 星の王子さま より抜粋 星の王子さまはあるときバラのことを思い浮かべながら、 自分の中の心象風景についてこのように語ります。 星の王子さまは、バラについてその我が儘さなところを 良し悪しといった判断をしたのではありません。 自分を振り返り、自分がどうすべきであったのかを考えています。 星の王子さまは、自分の星に帰り、 バラの花ともう一度向き合ったときには、 今度は違った行動を取るでしょうね。 それは、たぶんこうでしょう。 バラの花がどんなに我が儘なことをいっても、 君は寂しかったんだね、とその寂しさを受け止めてあげるんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.07 05:44:39
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