テーマ:本のある暮らし
カテゴリ:★私の読書ノート
やっと読み終えた
読むのが辛くて何度も心を落ち着かせながら 二人の少女の満州引き揚げは こんな言葉では言い表せない程、過酷で壮絶なものだった 小説の構成が、現代の平和な時代と交互になってるのが救いだった 益恵が当時の体験を詠んだ句によって 読者はその時の場面に誘われる 時を経て、五七五の句に思いを込め昇華させた 益恵に、只々胸が一杯になってしまう 生き延びるのに精一杯の状況で勇気づけられたのは 二人の、友情という言葉が軽くみえてしまう程 固い絆だった そして地獄のような状況でも、時折触れる人間らしい優しさだった 桃子さんやユ-リィ、福留さん、周さん、黄さん 彼らのことは、決して忘れることはなかっただろう 益恵は間違えてはいなかった 強さだけでなく人の優しさを感じる心を失わなかった だって、いつどこにいようと、友人には恵まれた 未だに地球上から無くなることのない戦争や難民~ テレビ画面の子供たちの顔を思い浮かべた ★ ★ ★ ★ にほんブログ村""> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.10 10:43:03
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