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雷電ねおんの「くノ一学習帖!」

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2006/06/13
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カテゴリ:カテゴリ未分類




 予定日では蟹座なんですけど。




 いやはや、今産まれると、本当にふたご座になってしまうではないか。というわけで、未だ産まれてはござらぬ。




 しかし、予定日まではあとひと月となり、今月の中旬以降くらいからは37週に入るとやらで、そこまでいくと正期産と言って、もういつ産まれても大丈夫とのこと。




 最近、腰や足の付け根が痛く、何気に股関節が緩んできているような気がいたす。安産の為に買い漁った本によると、これはお産に備えて産道付近が柔らかくなってきているかららしい。





 人間の身体というのは実に上手く出来ているものである。





 胎動も、感じ始めた頃は、ウニョウニョ腸が動いているような感じだったのが、近頃では、ダイナミックなキックやパンチ、頭突きなど様々で、お腹を触っていると「これがアンヨかな?」「これはオテテね!」と次第にわかってくるようになる。お腹からニョキっと突き出てくるような感覚。





 ボコンと蹴ってくる箇所を叩き返すとまた蹴ってきたりして。
 産まれる前からほんの少しのコミュニケーション。






あっ!動いてる!








 ほんに愛らしい。
 いや、実際のトコロ、蹴られてイタイのだが。





 しかし、切迫早産での入院中は実に不便であった。生まれてこの方、入院したのはアレが初めての経験のワタクシ。しかも退院時の採血で、肝臓の値が高めということで、国立病院にまで回されて、踏んだり蹴ったりとはこのことである(その後すぐに、肝臓値は元に戻ったのだが)。





 幾度も採血されるわ、点滴はされるわ、注射嫌いなワタクシにとっては、実に悪夢のような5日間であった。





 しかも部屋がこれまた二人部屋。看護婦さんに、産院案内で見た「デラックス個室がいい」と頼んでみるも、「あすこは産後の方優先ですから」とキッパリ。





 聞くところによると、個室はみな産後の人優先らしく、切迫早産如きで入院しているワタクシのような人は有無を言わさず相部屋というわけ。





 いや、初日は個室だったのだが、2日目には相部屋に…というのが正しい。その相部屋になった妊婦さんもワタクシと同じくらいのお腹で、症状も同じく切迫早産。





 ナントその人は24時間点滴が1週間続くという。





 ということは、1週間点滴の針が腕に刺さったまんま。トイレへ行く時にはコロコロ点滴の装置を押しながら、寝る時もご飯を食べる時も腕に異物がまとわり付いて、さぞ不便であったろう。





 それを思えばワタクシのはまだ軽い方である。
 朝晩2回の点滴で済んだのだから。





 しかし、1週間ぶっ続けでの点滴ならば、針を刺されるのは一回だが、朝晩2回の点滴となると、その都度チクッと刺されるわけで。痛いのは断然こちらの方である。




 しかも、当然、看護婦さんにも器用な人と不器用な人がいるらしく、一度、点滴の際失敗され、針を入れた辺りが赤青く変色して大変痛々しかった。





 オマケにデラックス個室ならばベッドも特別製らしいのだが、相部屋のベッドなどはマットが異常に硬く枕もペッタンコ。掛け布団もオール綿なんじゃねーの?と思うくらいの重さ。





 危うく圧死するところであった。





 食事は3食きちんと出てきて完食の上、安静ということなので殆ど寝たきり。お陰で入院中にムクムクと肥えてしまい、5キロ強増だった体重が次の検診では9キロ増に。





 最近のお産での体重管理は実に厳しく、元々の体重にもよるが、10キロ増くらいまでに止めなければならないらしい。とすると、出産までにあと1キロ。





 自宅安静と言われても動かざるを得まい。





 というわけで、梅雨の晴れ間に布団を干したり洗濯したり買い物に行ったりとなんら今までと変わらぬ生活。最近、またよくお腹も張るし、早く産まれる可能性大である。





 ま、いざとなればパシリもいるし、大丈夫であろう。





 当初怖かった陣痛も近頃ではドンと来い的になってきて(もうここまで来たら出す他あるまい)、されるであろう剃毛も浣腸も会陰切開も、未知なる世界への第一歩と思えば怖くもあるまい。そして、生まれてからの不安は生まれてから考えることにいたしたので、今のところは、早く会いたい気持ちを抑えつつ、時期が来るのを待つのみである。





 しかし、赤児を産むのは実に金のかかるものである。張り切って買い過ぎたせいもあるが、産まれる前のベビー用品だけで20万使い、出産費用は30万くらい返ってくるとは言うものの、入院する部屋や出産時期・時間帯(休日や深夜は割り増し料金)によっては軽く50万以上掛かるのもザラだとか。もうすぐ毎週になる検診費用も積み重なればかなりのものである。





 産まれてからも、最近は3年保育での幼稚園が主流らしく、やれ入学金だの通園費だので湯水のように持っていかれそうである。






 ああ、無駄に好きなものを買い漁っていた独身時代が懐かしい。





 世のお母さん達は、このような理由で節約節約、切り詰めて家計を切り盛りしておるのじゃのぅ。





 ここのところ、また一段と大きくなってきておるのかして、お腹の皮が突っ張って痒くてたまらぬ。





あー、カイカイ。







 ひび割れが出来ぬよう、まっ平らになったおへそのまん丸お腹にクリームを塗りつつ。





 産まれる時、陣痛の合間を縫ってリアル更新しようかな?などと考えている今日この頃。




 ところで、この間、ひょんなことから火柱ぐれん殿より




moe






 このようなタイトルを頂戴いたした。




 敵か味方か、雷電お頭が留守の間に勢力を伸ばさんとする一派やもしれぬが、そのうち気が向いたら衣替えでもしようかと目論み中。








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最終更新日  2006/06/13 12:58:07 PM
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