|
カテゴリ:カテゴリ未分類
派遣社員の解雇だとか、内定取り消しだとか、景気の後退感は、いよいよ高まるばかり。
古本の世界でも、「本が売れない」という声がアチコチから聞こえてくる。 古本なんてのは、不要不急の類のモノだから、サイフの中身が寂しくなれば、買い控えされてしまっても、しょうがないね。 客の買い控えで市場が縮小するのも問題だけど、ボク的には、それ以上に競争の熾烈化がタイヘンな問題に思えてる。 縮小しているハズの市場なのに、そこに参入してくる業者はどんどん増えてる。 特に、アマゾンなんかでは、その傾向が著しいように思える。 誰かが入れば、誰かが押し出される、トコロテン状態。 勝ち組、負け組なんて言葉はキライだけど、ウカウカしてると、あっという間に押し出されて、「生活できません」なんてことにも。 いつ首を切られるかわからない派遣社員の人たちとほとんど同じような不安定感の中にいるように思える。 シビアだね。 ホント、こんなにシビアなのに、古本商売しようと思う人たちが続々現れるなんてのは…。 不条理だ。 けど、それでもどうでも、やるしかない、前に進むしかない。 どうすれば、もっと売れるのかを考えて、できること、可能性のあることに、不断にチャレンジし続けていくしかない。 結果は後についてくる。 ま、坂本龍馬の心意気だよ。 たとえ、ドブに落ちて死ぬとしても、前向きに死にたい、みたいな。 ね。 組合の仕事のついでで、洋書会を覗く。 なにげに札を入れたら、かなり落ちてしまった。 洋書なんて、まったく取り扱い範疇外の商品なのに…?。 アマゾンでも、催事でも、一応は売り場はあるし、ケガはしないでしょってだけの理由。 だって、安いんだもの。 古本屋なんてのは、やっぱいい加減な商売なんですか、ねぇ。 って、そんなバカみたいなコトしてるのは、オレだけ、か???。 ボンダイさんからは、「よく買うねえ、売れてるんだねえ」なんて言われる。 誤解だって。 河野書店さんには、「洋書会入るか?}と声をかけられる。 英語は読めてませんってば。 けど、考えてみると、中央市会とか、明治古典会とかほとんど行かないのに、洋書会ではマメに買ってる。 やっぱヘンかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月10日 09時07分46秒
|