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ドトーの8月だった。
9月に入ったら、少し楽になるだろうと思っていたが、ちっともそんな気配はない。 なんで?? 秋に向けて、いろんなイベントが続々控えていてその準備でタイヘン。 9/20は、西荻ブックマークのボクの回。 開高健と高校からのつきあいという鈴木豊(ゆたか せん)さんによるトーク。 芥川賞をとって、一躍時の人になる以前の開高について、その若き日の素顔を語ってもらおうという企画。 鈴木氏しか知らない開高の姿が見えてくるはず。 詳しくは、http://nishiogi-bookmark.org/で。 定員100名にまだ充分余裕がありますので、興味を持たれた方はぜひご来場ください。 10/4日は、組合の古書の日のイベント。 なかで「体験古本市場」というコーナーがある。 そこでは、一般の参加者の方に、「古本市場」で実際の売り買いをしてもらおうというもの。 古本屋になった気分を楽しんでもらおうという意図。 市場には、いろんな取引の入札形式があるのだけど、「椀伏」という今では行われてない入札のやり方を、デモとして、ショー的に復活させようという企画も盛り込まれている。 お椀のフタを使って入札するユニークなスタイル。 戦前は普通に行われていたようだけど、戦後30年代には廃止されたのだという。 先日、実際の「椀伏」を経験したことのある組合の長老方が集まって、実演と解説をしてくれた。 なんだか、古きよき時代を彷彿とさせて、なかなか興味深かったけど、これをショーとして仕立てるとなると…。 どうなりますか。 11月には、自分の店「古楽房」で、人形作家Kaoさんの展示企画を計画している。 それについては、またの機会とするけど、どれもごれも、「即売展」ような直接すぐ商売に直結する企画じゃない。 西荻BMと組合「古書の日」はいわずもがな。 即売催事を半減させて、売りの減少が確実ななか、その補填対策に取り組まなければならない時期に、そっちになかなか手が回らない。 いいのかね、こんなんで。 とも思うけど、ま、商売一筋というのもの、あまり自分向きではないし…。 いいとしよう。 けど、正直、人を楽しませるイベントを作るってことは、苦しいこと、だね。 んー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月04日 09時57分13秒
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