すべて本気で恋をしたいと思ったの・・・
もう・・・どうなってもいいと思ったの・・・
わたしね・・・余命一ヶ月と宣告されているの・・・
だからね・・・今までずっと大好きなひとに・・・
この世で最期の想いをすべて告白したい・・・
もう・・・このひとしかいないと・・・
愛されなくてもいい・・・ただ・・・心の奥から・・・本気で本音で・・・
”好き・・・愛している・・・”
その言葉だけいただければ・・・わたしは・・・満足なの・・・
もう時間がない・・・
わたしの好きなひとは・・・この世でたったひとりの・・・天使のようなひとでした・・・
わたしもいずれか・・・このまま天使となって・・・
もうそのときには・・・この世にはいないけど・・・
今度生まれ変わったとき・・・わたしのことを・・・
愛してほしいと約束してほしいの・・・
ここまでの展開が・・・本当は・・・わたしの理想そのものだったから・・・
その願いも・・・きっと何もないまま・・・終わってしまうんだね・・・
せめて・・・ほんの少しだけ・・・わたしの命を延ばしてくれるのなら・・・
たった一日でいいから・・・
長くて・・・幸せな一日を・・・わたしにください・・・
最期の思い出にしたい・・・
後悔したくない・・・
ありがとうの感謝の気持ちを・・・精一杯あげたい・・・
あのひとがもし神様だったら・・・
わたしは・・・きっと長く生きることができたかもしれねい・・・
そう・・・わたしには・・・あのひと以外・・・好きになったことがないから・・・
人生の中ですべて特別な存在のひとでした・・・
まだ・・・わたしの恋愛物語は・・・続いています・・・
きっとどこかで・・・物語は・・・安らかに・・・
永遠の眠りとなって・・・終わりを告げてゆく・・・