ストーリーの時間~タイトル「二つ葉のクローバー」
こんばんわ、ルキアロエです。ミニストーリーです。是非読んでみてくだいね。私が小さな頃に近所にいた、男の子と遊んでいた空き地。そこの空き地は、雑草がいっぱいになっていて、何かがらんとしていた。いつもそこで遊んでいた。いつものように、まずは、駄菓子屋さんで、お菓子とジュースを買った。そして、そこの駄菓子屋さんで、ダンボールをもらって、空き地に向かう。空き地に着くと、先程もらったダンボールのひいてふたりで座った。いつも私達は、お話するのが日課になっている。あまり走って遊んだりはしない方だ。お菓子を食べながら、話をしている。しばらくして、私は、あるものを見つけた。普段は、雑草しか見ていない私がめずらしいと思い、立ち上がって、それを取りに行ってくる。そしてそれを、男の子に見せてみる。「ねえ、これって何の草か分かる?」「これは、四つ葉のクローバーっていうんだ。知らないのか?」「うん、知らない・・・・でも葉が四つくっついて、みんな仲良しみたいだね」「そうだ、四つ葉のクローバーって、願いが叶えられるんだ。」「えっ、そうなの・・・お願いしたら、叶えられるんだね。すごいねえ。」「ねえ、キミの願いごとって何?」「ボク?ボクの願い事は・・・おもちゃが欲しいなあ。合体ロボット。」「私は・・・お人形さんが欲しい」ふたりは、色々と欲しいものを考えていた。しばらくして私は、ふと口にした願いを言ってみた。「私ね、キミのお嫁さんになりたいなあ。」「お、お嫁さん、ボクの?」「うん、だってキミのこと好きだもん。キミは私のこと好き?」「う、うん、好きだよ・・・じゃボクも・・・キミのお婿さんになりたい」じゃ、決まりね。私達は・・・結婚しようね。約束だよ・・・・。「その記念にね、この四つ葉のクローバーの四つ葉をふたりで、二つの葉に分けて、それを、お互いに指輪を作るんだ。」私達は、二つ葉のクローバーの指輪を作って、お互いの指にはめた。「これで、私達は結婚したんだね。」今だけの小さな結婚式。そして・・・20年後に私達は本当に結婚した。結婚指輪は、「二つ葉のクローバーの指輪」。お互いに、その指輪を重ねると「四つ葉のクローバーの指輪となり、永遠に幸せになれることを誓った。今では、小さな頃に作った、二つ葉のクローバーの指輪も少し色褪せてしまったけど、私達にとっての一番大切な宝物になっています。