カテゴリ:日記
子供の頃、卵はご馳走のひとつ。
一個が10円していて今とほとんど変わらない値段。 とても高かったと思う。 わが家は鶏を飼っていなかったので近くの農家から時々買った。 卵焼きやゆで卵を持てる遠足や運動会がとても楽しみだったなぁ。 毎日卵焼きが食べたくて父に「鶏が欲しい」というと父は「おお」と笑った。 次の日学校から帰ると「おら、見てみれ」と鳥を見せた。 私が知っている鶏とはどこか違う。 真っ白で足が短くくちばしが平。 しかも「ガァガァ」と鳴く。 「これ鶏でないべ」というと「アヒルだぁ、したけど鶏よりでっかい卵うむど」。 三羽のアヒルはお尻を振りながら私の後をついて歩く。 餌はその辺を歩き回って何かを食べている。 1ヶ月ほどで卵を生むようになって確かに鶏よりでっかい卵だった^^ アヒル三羽のうち一羽は私の後を学校へもついて行くようになちゃった。 教室の窓の下で下校まで待っていた。 自分の生んだ卵の卵焼きをお昼に食べて^^ 帰りはまた私の後ろをお尻を振って内股でついて帰るのである。 卵の味よりも記憶に残るアヒルとの珍道中。 母は「アンタとアヒルの歩き方は後ろから見ると同じだ」と笑っていたっけ^^ 庭の日だまりで福寿草が咲きだしました。 土はまだ凍てついているのに自然は強いな。 落葉松の雌花。 これは夏の画像です^^ 夕方、急に5分くらいの雪。 これぞ♪パウダースノーだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|