カテゴリ:日記
「おくりびと」が外国語映画賞アカデミー賞に輝いた。
おめでとうといいたい。 日本でも賞を総なめだったそうだけど、あの映画は本当に素晴らしい。 本木さんのチェロも心の奥にまで入り込む音色だった。 しまい込んであったチェロと一緒に丸い石がひとつ転がりでた。 その石は父からの手紙。 石文という言葉を映画で知った。 手で包むと渡してくれた人の思いが伝わってくるという。 本木さんが自ら制作をして学んだという納棺師の仕草には 目を見張るものがあった。 美しくてまるで舞っているようだった。 なんでも演技指導は札幌出身の納棺師の人とか。 もう一度見たいと思う。 感動と涙とちょっぴり笑いもある素敵な映画。 納棺という特別な儀式も世界に認められたのは日本人として嬉しい。 春になったら大切な人への石文にするための石を探そう。 桃色のスズランは母の形見。 秋色は燃えるような錦なのに何故寂しい色なのでしょう。 モノトーンの今の時期に見ても更に寂しいのです。 ****************** ビスケットひとつこわれる春の雷 ポケットに にぎりしめてる 春切符 ムスカリの花言葉は通じ合う心。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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